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社会人一年目の自分を仮想部下に見立てて理想のマネジメント方法について考えてみた

はじめまして、株式会社ナンバーナインの平野と申します。デジタル配信サービス「ナンバーナイン」のグロースチームのリーダーとして、お預かりしている作品の販促を日々行なっております。入社してから2年間は、宮崎県日南市にて日南デジタル漫画ラボの立ち上げに関わり、後半の1年間はラボ長としてチームを率いていました。
※どんなことをしているかインタビューいただいた記事はこちら

社会人4年目となり、現場マネージャーとして新卒採用に携わらせていただくようになりましたが、優秀な方がばかりだなと思わされることが多々あります。自分はもっとポンコツだったなと。それでもここまでやってこれたのは、上司の涙ぐましい教育の賜物であるといえます。

そこでふと思ったのが、「もし今の私が上司として社会人一年目の自分を教育するとしたらどうするだろうか?」という疑問です。

自分の実践経験をベースに、社会人一年目の自分を仮想部下に見立てて理想のマネジメント方法について考えてみたいと思います。

まずは強みと弱みを知る

ナンバーナインでは入社したメンバーにストレングスファインダーという強みの分析をおこなってもらいます。私の第1位の特性は「最上志向」いわゆる強み尊重型なのですが、基礎あってこその強みの発揮だと思っています。まずは仕事におけるウィークポイントを知って基礎レベルに引き上げることで、最短ルートで活躍できるようにしていきたいと思います。

まずは
得意/不得意・好き/嫌い領域の分析
仕事に最低限必要な能力
を掛け合わせて基礎に足りない弱みの部分はどこにあるか?を見つけていきます。ポテンシャル領域を見出して最短で活躍させることが狙いです。

得意/不得意・好き/嫌い領域の分析

得意かつ好きは勝手に伸びる領域、得意だが嫌いはモチベーションがあればこなせる領域。ここの領域は強みとして、今回は扱いません。

不得意だが好きは今は弱みだが、努力すれば伸びるポテンシャルのある領域なのでここに注力していきます。

不得意かつ嫌いの領域は、モチベーションが最も保ちづらいので、致命的でなければ最低限のケアをするだけとします。

分析の結果、ポテンシャル領域のこの3点のウィークポイントに注力をしていくことにしました。
・課題解決力
・決断力
・社内信頼
それぞれ実践的な手法で身につけていきます。

課題解決力をつける

スタートアップでは少ない人数で新しいことをどんどんやっていくので、そもそもルールがなかったり、予期せぬトラブルが発生することがあります。たびたび訪れる危機に対峙していくには、課題解決力が必要不可欠です。

課題解決力とはすなわち、課題を分解して現状をとらえ、理想に対してのギャップを埋めることであると考えます。まずは物事を分解して考える力を鍛えていきます。

議事録を書く

物事を分解して捉えるには書いてアウトプットすることが大事だと思います。なので、会議に参加するときに議事録を書くことは、うってつけの機会です。話を追いながら、どこが重要なポイントなのかを抑え、結論をまとめていくことで、物事を分解して考える力が身に付いていきます。

決断力をつける

社会人1年目では責任を伴って決断を迫られる機会はそう多くありません。日々の小さな行動から決断を意識させることが重要になります。

提案ベースで仕事をする

与えられた仕事に対して、「何がベストか」を考えて提案をしてもらいます。自ら考え一歩踏み込んだ提案をすることには責任が伴うものです。どんな小さな仕事でも提案ベースで仕事をすることで、決断力を身につけていきます。

社内信頼を構築する

組織で仕事をしていく上でチームワークは必要不可欠です。一人でやれることには限界があり、上手に人の協力を得ることで解決できる幅は広がっていきます。ただ、協力を得るには信頼が必要不可欠です。入社したてではまだ実績もなく、どんな働きをするかもわからないため信頼が積み立てられていません。

打算的アピールして信頼を得る

信頼がまだない=期待が未知な状態なので、ちょっとした行いが輝いて見えます。「入ったばかりなのに大したものだ」と思わせられるのは新人の特権と言えるでしょう。やるべきことはやる前提で、自分の良い行いは社内にどんどんアピールするのが信頼構築の第一歩です。どんなにいいことをしても、誰も知らなければ評価はされませんから。打算的に思えて最初は苦手意識があっても、続けていくことで心理的ハードルを下げていきます。そうすることで知らぬ間に社内での信頼が積み立てられていき、「いつも頑張っているね」と協力してくれやすい環境が構築できていきます。

即レスする

何か質問を振られた時、即レスで回答するのも信用構築に繋がります。とはいえ、考えがまとまってなかったり、別の仕事をしていたりですぐに回答ができないこともあります。そういう時は「後ほど回答します」としたり、スタンプを押したりで何かしらの反応をして、相手にこちらが見ているかどうかの意思表明をすることも大事です。

あとは自発的に

課題解決、決断、社内信頼ができてきたら、自力の幅が広くなっています。こうなってきたら、手段は細かく見ずに自発的な行動を促します。自発性がなければ強みを発揮できませんから。

最後に

強みを発揮するためにまずは弱みを補うという視点で、過去の自分と向き合ってみました。特性は人それぞれ。もし今後入社一年目の方の上司になった時、その方に合った成長に携われるように自分もこれから成長を続けたいと思います。


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