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学生インタビュー#04 中隈さん

この企画は、奈良県立大学(略称:奈県)に通っている大学生にインタビューし、どんな生活を過ごし、何を感じているのか。大学が発行しているキャンパスガイドからは見えてこない、そんな大学生の実態を高校生の皆さんにお届けします。

※オープンキャンパスではこの他にも、さまざまな企画を行っています。
詳細は公式Twitterまたは、大学HPをご確認ください!

インタビュー企画第3弾は中隈さんにお話を伺いました。
ぜひ最後までご覧ください!

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奈良県立大学に入学したきっかけ

―簡単に自己紹介をお願いします。

2回生の中隈と申します。兵庫県の明石市出身で、片道2時間30分かけて通学しています。サークルは、軽音学部と秋華祭実行委員会、アイドルダンスグループ、ダンスサークル、バレーボール部、バドミントン部に所属しています。

―よろしくお願いします。趣味は何かありますか。

サークルと関連して、ギターを弾くことが趣味です。他には、鉄道が好きで、一日乗車券を用いて電車に好きに乗ったり、電車の知識を深めたりすることが趣味です。車の運転にも興味があり、乗り物全般が好きです。いつか、セダンという種類の車に乗ろうと考えています。

―では、奈良県立大学を選んだきっかけはありますか。

もともと、近鉄電車の運転士になることが夢だったのですが、AI技術の進展で自動運転の研究が進んでいるっていうのを知ったので、人間の強みを活かして何か電車に関われないかを考えました。そして、近鉄沿線の地域と一緒にコラボして、盛り上げることをしたいと思うようになり、地域と密接に関わるようなことを学べるところを調べると奈良県立大学の名前が出てきたので、ここを選びました。

―なるほど、では、もともと地域のことを学ぼうと思って、選ばれたのですね。

そうですね。高校二年生の冬頃に決めて、ここに行くために勉強するようにしました。目標をしっかり定めていたので、とても頑張れました。
推薦入試で合格したのですが、その面接の際にも、近鉄とコラボしたいということを前面に出して、合格しました笑。

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大学へのイメージの変化と大学生活について


―では次の質問ですが、奈良県立大学に対するイメージは、入学前と入学後で変わりましたか。

いい方向に、かなり変わりました。
一番良かったのは、大学が近鉄電車が近くを通っているので、いつでも見に行けてモチベーションが上がるところです笑。学問の面では、現在、交通のことを専攻としている先生のゼミに所属しているのですが、「自分の目標に近づいているな」ってとても実感しています。
大学生活においても、友達とか先輩や先生が、思っていた以上に気さくに話しかけてくれるので「とてもアットホームだな」と感じました。特に先生の視点は学生の視点と違うので、新しい視点を話しながら学べて楽しいです。人数が多い大学よりも濃い交流ができて、相談しやすい環境は整っているんじゃないかなと思います。

―次の質問ですが、学祭を運営する秋華祭実行委員会に所属しているとのことで、入ろうとしたきっかけや良かったことを教えてください。

入ろうとしたきっかけは、委員会の人が赤のジャケットを着ている先輩の姿が本当にかっこよくて、「自分も着たいな」って思って入りました笑。ジャケットには鹿の絵が書かれていて、「奈良ならではだなぁ」と思いました。実際に入って運営を行う上で「どう動けばいいのか」とか、「どのようにコミュニケーションをとって企画していけばいいか」といったことが最初は大変でした。でも、自分で1から作り上げた企画で他の人が喜んでくれてとても嬉しかったり、企画を通して自分に足りないところを知ることができたりと、得るものが多くて入ってよかったと思います。

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コロナ禍での取り組みと高校生へのメッセージ


―次の質問ですが、入学した当初はコロナ禍で不自由な生活だったと思います。そのような中で何か取り組んでいたことはありましたか?

はい。入学してすぐぐらいに、Zoomという通話ツールを使って、1年生の交流会を開催しました。しようと思ったきっかけは、自分自身、友達をつくりたかったからです。コロナで大学に行けず、どうしようかなと思い、その時受けていた講義でZoomが使われていたんです。100人以上の人と会話できることを知って「これは使えるんじゃないか」と思いました。実際にTwitterで募集すると、参加してくれる人がけっこういて、開催に至りました。

―なるほど。反響はありましたか。

そうですね。交流会を開いて、学年の3分の2ぐらいの人と知り合うことができました。参加してくれた人も「開いてくれてよかった」「友達ができた」と言ってくれてとてもうれしかったです。やってよかったと思いました。

―ありがとうございます。聞いていて、行動力がとても高いなと思ったのですが、どのようにして身につけましたか。

そうですね、ボーイスカウトの経験があって活かせているのかなと思います。幼稚園の頃から始めて今も続けているのですが、リーダーシップやチームでの役割の大切さを学びました。

―なるほど。それでは最後に、高校生にむけてメッセージをお願いします。

ゆっくりでいいので、どんなに小さなことでも自分が進む方向を決めていって欲しいです。どんなに小さなことでも、例えば、明日は朝早くに起きるとか、明日はいいもの食べるとか。
やりたいと思ったら、やってくださいとお伝えしたいです。不安は、人間ならしょうがないと思うので、それを否定せずに抱えながらも前に進んで、やりたいと思ったことをしてもらえたらと思います。

―ありがとうございました!

中隈さんへのインタビューは以上になります。
ご協力いただきありがとうございました。

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そちらもぜひチェックしてみてください!

文章:安村 インタビュー:安村・佐藤 撮影:佐藤

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