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学生インタビュー#03 陳さん

この企画は、奈良県立大学(略称:奈県)に通っている大学生にインタビューし、どんな生活を過ごし、何を感じているのか。大学が発行しているキャンパスガイドからは見えてこない、そんな大学生の実態を高校生の皆さんにお届けします。

※オープンキャンパスではこの他にも、さまざまな企画を行っています。
詳細は公式Twitterまたは、大学HPをご確認ください!


インタビュー企画第3弾は陳さんにお話を伺いました。
ぜひ最後までご覧ください!

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どうして奈良県立大学に?


ー自己紹介を簡単にお願いします。

陳です。高校生の時は愛知県に住んでいて、大学進学を機に奈良に来ました。下宿しています。大学ではダンス部とNACSに所属しています。よろしくお願いします。

ーよろしくお願いします。趣味は何ですか?

読書が凄い好きです。最近はいろいろな学問を紹介する辞書みたいな本があって、それが1冊4000円ぐらいするので、それを集めようと頑張っています。あと、KPOPが好きなのでダンスも好きです。BTSは人気になる前から好きで、最初の方はみんなに紹介してもあまり反応がなかったけど、最近の活躍ぶりを見ると親心的なものが湧いてきます(笑)

ー大学生活が始まって2年になりますが、アルバイトは何をしていますか?

初めてのバイトはコールセンターで働いていました。大学に入るまでにバイトをしたことがなくて、何をしたらいいか分からなかったので、とりあえずそこで働きました。毎日何が起きるかわからない環境でクレームしかなかったんですけど、そこでメンタルが鍛えられたと思います(笑)今は、コールセンターは辞めて、シュークリームのお店とお芋スイーツのお店で働いています。


ーでは、どうして奈良県立大学に進学したのですか?

明確な理由はないんですけど、愛知から出たかったんです。
強いて言うと、関東は就職してから生活する可能性が高いなぁ〜って思ってたので、大学生のうちに関西で生活して、新鮮なもの欲しいなって思ったので。あと、この大学が少人数のところがいいなって思ったのもあります。私の通っていた高校が少人数すぎたんです。1クラスが10人くらいしかいなくて、数学の授業の時は先生とマンツーマンでした。なので、少人数のいいところを実感したので、私立みたいな人数が多すぎるところは行きたくないなぁって思っていました。

ー高校生の時に大学で学びたいと思っていたことはありますか?

どの学部に行くか特に決めてなかったです。
私はいろいろな分野に興味があるけど、それしかできないってなった時に飽きる性格なんですよね。なので、そういう自分の性質を分かっているから、入ってからでもなんでもできる大学の方が向いているんじゃないかなって思って奈県にしました。

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奈良県立大学に入ってよかったこと


ーでは、奈県に入って良かったことを教えてください

大学受験は人生で一番迷った時期でもあって、奈県は第1志望の大学ではないんです。第1志望の大学に2次試験で落ちたんですけど、もし受かっていたら、今の生活ができていないって考えると残念だなって思います。落ちたとしても、入ってみれば、落ちて良かったかもしれないって思うようになりました。奈県での生活は、必修講義が少なくて自分の好きな講義を受講できたりするので、時間に余裕があります。なので、自分のペースで勉強ができたり、バイトできるのが良いなって思います。あとは、先生との距離が近いので、話をしたい時はすぐにできたり、同級生がほぼ顔見知りなところが良いなって思います。

ー2年生ということで大学での講義にも慣れてきた時期だと思います。今ゼミではどのようなことを取り組んでいますか?


今のゼミでは、3年次以降に研究するテーマを決めている段階です。毎週、自分で文献を探してまとめたことや考えたことを発表していて、最近私が考えていることは、「社会問題は必ずしも社会に悪影響なのか」っていうことです。私はまとめることよりも会話する方が得意なタイプで、これまでまとめるのが苦手だったんですけど、毎回レジュメで自分の意見をまとめて発表しないといけないので要約力が身についた気がします。

ーでは、これからゼミでしたいことはありますか?

いろんな意見交流をしたいです。社会学系のゼミで、私たちの身近なことが話のテーマになるんです。話していてとても楽しいんですけど、賛成意見だけじゃなくて「ここはそうだけど、ここは違うんじゃない」みたいな指摘も欲しいですね。お互いの意見を受け入れながら、議論できればもっと良い時間になると思います。

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コロナ禍での取り組みについて


ー陳さんが入学されたのがちょうどコロナが流行し始めた時期(2020年)だと思うのですが、コロナ禍での学生生活はどうでしたか?


コロナによってしんどいのは間違いないと思うんですけど、コロナだからできたこともあるなって思います。と言うのも、授業がオンラインになったので、時間が自由に使えたんです。対面での授業だったらその時間に大学にいないといけないし、1、2年でたくさん単位を取らないといけないので自分の時間が授業に囚われたんだろうなって思います。
けれど、オンラインだったら課題を出せばいいので、比較的時間を自由に使えて、隙間時間を有効活用できたと思います。

ー隙間時間や去年のコロナ禍でどのようなことに取り組みましたか?

1年生の頃は関西での生活が初めてで、友達も誰もいなかったので本当に何も分からなかったです。不安を無くすためにとりあえず色々動き始めました。サークルのオンライン新歓に参加したり、暇だと色々考えすぎそうなので、1年生の時にインターンシップに参加しました。想像していたオフィスってこんな感じなんだってギャップを感じましたね(笑)
コロナがなかったら、こんなに色々してなかったと思いますし、今では忙しいことが習慣になっています。やっていく中で、自分の限界を知ることができて、以前までだったら「どうせ無理」って言うことでも、いざやってみると、「まだいけるか!」って思ったりします。世の中、やってみないと分からないことがたくさんあると学びました。

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高校生へのメッセージ


ーでは、最後にこの記事を見ている高校生にアドバイスをお願いします!

今はきつい時期で、志望する大学を選ぶことよりも点数をどれだけ上げるか悩む時期だと思います。私も模試でC判定とかD判定が出ていて、悩んでいた時期でした。けれど、それにやられたらおしまいだと思うんです。もし今全然できない人でも、本番できる人もいましたし、私とかそうなんですけど、本番で逆にやられる人もいます。1回1回、模試の結果で落ち込んで悩むより、ダメだった場所をそのままにせず、なぜ間違えたのか、そこで悩むべきだと思います。自分が高校生の頃に戻れたならそうします(笑)頑張ってください。

ーありがとうございました!

陳さんへのインタビューは以上になります。
ご協力いただきありがとうございました。

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文章:佐藤 インタビュー:安村・佐藤 撮影:佐藤

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