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学生インタビュー#05 三浦さん

この企画は、奈良県立大学(略称:奈県)に通っている大学生にインタビューし、どんな生活を過ごし、何を感じているのか。大学が発行しているキャンパスガイドからは見えてこない、そんな大学生の実態を高校生の皆さんにお届けします。

※オープンキャンパスではこの他にも、さまざまな企画を行っています。
詳細は公式Twitterまたは、大学HPをご確認ください!

インタビュー企画第5弾は三浦さんにお話を伺いました。
ぜひ最後までご覧ください!

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どうして奈良県立大学に?

―よろしくお願いします。簡単に自己紹介をお願いします。

三浦光です。三回生で、フットサル部とバスケットボール部に所属しています。下宿していて、趣味はカメラで写真を撮ったり、散歩をよくしています。よろしくお願いします。

―この大学に入ったきっかけは何ですか?

1つは、学力ですね。国公立で考えていたのですが、センターが終わった後に探して、奈良県立大学のことを知りました。地域創造学に関して特にわからなかったのですが「三教科でいけるし」と思い決めました。

―地域創造学部に関して、特に抵抗等はありましたか?

特になかったです。正直に言うと、特に深く考えていなかったので(笑)
でも、大学のホームページは見ました。少人数制ということと、「地域」という言葉から、仲良く過ごせそうというイメージを抱きました。自分が高校生の時に住んでいた時も、地域で仲が良かったので。

―なるほど。そういえば、下宿しているということでしたが、出身はどちらですか。

鳥取です。とても、楽しかったです。でも、県外の大学に行きたいと思い、さっきの条件から、この大学を選びました。

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奈県での大学生活は?

―ありがとうございます。様々な要素があわさって、この大学を選ばれたのですね。この大学に入って、よかったことはありますか?。

大学の皆と知り合いになることですね(笑)
大学内で会う人、だいたい顔見知りになりました。また、自分が興味ある分野で、自由に幅広い授業が受講できたのもよかったです。地域創造学部って名前ですけど、様々な分野が学べました。地域コミュニティの分野や、心理学の分野等を学びました。特に心理学の分野が楽しかったです。

―そうなのですね。ではゼミではどういったことを勉強されているんですか?

ゼミは亀山先生のゼミで、アボリジニについて研究しています。とある映画を見る機会があって、その映画にアボリジニについて言及されていました。その映画のヒロインが、アボリジニの生き方に憧れていて自分も興味を持ちました。研究していて、とても楽しいです。

―三浦さんは、鳥取から奈良にきて、下宿しているとのことですが、下宿の生活はどうですか?

今、駅付近の商店街の近くに下宿しているのですが、よかったことは、夜遅くに帰れることですね笑。門限もないので、友達と遊んだり、お泊まりしたりして楽しんでいます。あと、大家さんとの交流も楽しいです笑。料理も自分の好きなものを買ったり食べたりするので楽しいですね。

―充実した生活を送られているのですね。では逆に、戸惑ったことや失敗などはありますか?

ゴミの出し方には戸惑いましたね。紙とプラスチックとか。鳥取で自分が住んでいた地域の習慣とかなり違っていたので。。最初は慣れなかったです。また、気温も全然違うので、戸惑いました。失敗したことだと、下宿し始めた頃に、窓を開けたまま出かけたことがあって、途中に雨が降ってきて、帰ってきたら部屋の中がびしょびしょになっていたことがあります。笑

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学外での活動について

―では、次に、三浦さんの学外活動に関してお聞きしたいのですが、「フリーペーパー」を作成したということで。

はい。『窓の外から』というフリーペーパーをつくりました。「Youは何しに日本へ?」という番組をみて、「これの奈良県版をしたいな」と思ったことがきっかけで作成しました。笑
フリーペーパーの内容としては、奈良県外から奈良に移住してきた人を対象に、様々なインタビューをして、その内容をまとめたものです。奈良に元々住んでいる人の中には、「奈良には何もない」と答える人もいるのですが、「奈良にきたきっかけ」や、「休日は何をして過ごしているか」という、県外から来た人ならではの意見を聞きたいなって思って行いました。

―なるほど。行動力が凄いですね。

一人では、中途半端に終わるかもしれないので、友達も巻き込みました笑。様々なつながりがある人や、デザインが得意な人、色々な人の支えで完成できました。インタビューは、ゲストハウスでのイベントで仲良くなった方々に受けていただきました。

―学んだことが繋がった、と感じたことはありますか。

大学の授業で、色々なまちづくりや行事のことを学んで、「自分もフリーペーパーできるかも」と思いましたね。ためらいやハードルを消してもらった、みたいな感じです。そしてやってみたら、実際に意外とできてしまったという笑

―フリーペーパーを作る前と後では、何か変化はありましたか。

そうですね・・・
地域のラジオでも取り上げてもらえたのですが、その反響はありましたね。疎遠になっていた友達からも、「フリーペーパー見たよ」と言ってくれるようになって。また、フリーペーパーを通して、色々な人とも新たにつながれるようになって。人とのつながりが増えたことが、一番の変化だと思います。フリーペーパーをやってみて、良かったと思います。

―では、大学での生活やフリーペーパーの経験も踏まえて、大学の掲げる「地域創造」とは、何であると思いますか。

人と交流することだと思います。人がいるから、地域があるのかな、と思いますね。色々な人と交流して、そう思いました。バイトも影響しているのかな、と思います。地域の人々のコミュニティの場で働いているのですが、訪れた人とお話ししたり、一緒にボードゲームしたり。「この本、読みましたか」というような、些細なことでも、交流している、と感じますね。

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高校生へのメッセージ

―では最後に、高校生に向けてメッセージをお願いします。

そうですね。高校生の時の自分に言いたいのですが、「今一番頑張っていると思うから『もうたぶんこれ以上頑張ることはない』という気持ちで頑張れ」といいたいですね笑。これを乗り越えたら、自由が待っているから、とても楽しいから、と笑。

ーありがとうございました!

三浦さんへのインタビューは以上になります。
ご協力いただきありがとうございました。

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文章:安村 インタビュー:安村・佐藤 撮影:佐藤


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