セダウミニブックWS

「セダウミニブック」ワークショップ

子どもたちに女性差別撤廃条約について伝えるための
「セダウミニブック」(Nプロ制作)を使ったワークショップが新聞に載りました。

子どもたちとのワークショップを開催して、その様子とともにセダウミニブックについて書かれています。↓ご覧ください★ <8月23日北陸中日新聞>
https://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20190823/CK2019082302000049.html
リンクが切れてしまったので記事を添付します。

セダウミニブック新聞記事写真 20190823

子どもたちの反応がとても興味深く素晴らしかったです。

新聞で紹介されている意見のほか、
「日本は男女平等の国なのに、法律がおいついてない!」
「早く追い付いてほしい」
「女性は、権利として総理大臣になれるのに、社会の状況がなれないようにしていると思う」
など、
小学生からもいろいろと意見が活発に出ました。

みんなで体験を語り合う中で、自分の家庭でのことがあたりまえじゃなくて、いろんな家庭(お父さんが主に料理する、お父さんの方が料理がうまいからじゃなくて、あまりうまくないから機会を増やしていると言った子もいました)
があるんだな、と子どもたちどうし気づき合い、そこからまた考え始めている様子でした。

つい最近ですが、大学医学部の入試で女子が一律減点されているという問題が発覚しましたよね。ワークショップに参加していた女の子も、ショックだったようです。
医師不足の中、女性は産休・育休をとることなどが理由とされましたが、そのカバー方法や医師不足を根本的に解決するしくみをつくろうとするのではなく、
がんばって医者になろうとする女性を減らすという手段を選ぶ社会が、「今の」日本にあるということが露呈されました。
イコール男性は育休などをとらないという認識が前提になっていますね。

仕事も子育ても協力し合ってイキイキとやっていきたい女の子、男の子・・・このような社会では若い世代は未来に希望が持てませんよね。
この問題は氷山の一角だと言われています。

学校の中は男女平等で、それがあたりまえと感じているけど、一歩外を出た社会はそうじゃないってこと、子どもたちは知っているかな?
学校の中は、先生たちが意識して、平等な環境をつくってくれているのです。でも、大きな社会も、意識してつくっていけば、変わっていきます。

そのための大きな後ろ盾!「女性差別撤廃条約」は、そんな社会は変えていきます、差別はなくしますという世界的な約束です。
日本もこれを約束しているのです★

このことを、みんなにできるだけ早く知ってもらって、今の社会の中で、自信をもって、自分の人生をきりひらいていってほしいと思います。
  (認知度は30年前からずっと30%だそう)
そして、そんな思いの人たちと仲間をつくって、性別で役割を固定されず、自分の好きなこと・得意なことで活躍しやすい社会をつくっていく一人になってほしいと思います。

子どもたちからは、
「『セダウ』をもっと広めたい!」
「『セダウ』を流行語にしたい^^」
など、声があがりました。

セダウミニブックを使うと、いろんなことが語り合えます★
子どもたちと、どんどん語りあったりチャレンジしたりしていきたいですね!(^^)
「セダウミニブック」使い方ガイドもあります。

*セダウミニブックの内容紹介記事はこちら。
*2019年1月30日、内閣府・男女共同参画推進連携会議「次世代への働きかけ」チームにて、セダウミニブックが紹介されました!

今、非常にお問い合わせをたくさんいただいています!ありがとうございます!!
ご興味ある方、お気軽にお問い合わせください。お待ちしてます^^
→ norp@live.jp (Nプロ事務局)まで 


NPO法人Nプロジェクトひと・みち・まち(通称:Nプロ)
http://www.npo-npro.com/


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