【障害者水泳 指導者養成研修】あとがき
障害者水泳指導に携わるみなさんへ
敬意をこめて率直に書きました。
障害者に水泳を指導することは、しんどいし、心が折れることも多いし、周囲から冷たい視線を浴びることも多いし、やっぱり大変です。
でも、私たちが26年間も活動を継続してこられたのは、それ以上に楽しさや喜びや達成感があるからです。
偏見や差別などへの義憤があるからです。
継続してください。
続けてください。
すぐに辞めないで!
半年や1年だけなら、けっこう楽にできます。
でも、3年、5年、10年、15年と続けることは、ホントに大変なことです。
並大抵の努力では継続できないと思います。できるかぎり長く継続してください。心から、応援しています。
26年前、ある保護者から言われました。
「岡崎さん、見捨てんといてや。私たち障害者に関わる人は、ほんとは、そこそこ多いねん。でもなぁ、みんな途中で辞めてしまって一年も続かへん。だから、始めるのはええねんけど、ずっと続けて欲しいねん。途中で見捨てんといて欲しいねん。」