【ツイステ考察】グリムと「ラマになった王様」のクスコ
※注意※
「ツイステッドワンダーランド」の考察です。
ネタバレへの配慮はありません。
監督生はデフォルト名のユウ表記です。
こじつけや誤りがあるかもしれません。
公式の見解とは異なっている可能性があります。
クスコとグリムの共通点
クイズです。
毛むくじゃらの生物
ワガママ+イジワル+ゴーマン=超ヤなヤツ
動物言語学を話せる
学校で真面目に勉強しない
青い炎を吐ける
家族がいなくてひとりぼっち
といった特徴のあるディズニーキャラクターといえば誰でしょう?
「ラマになった王様」のクスコですね!!!続編の設定を入れるなとか言わない。
毛むくじゃらの生物
クスコはラマに変身してしまい毛むくじゃらの姿になってしまう。グリムはルークからムシュー・毛むくじゃらと呼ばれている。
(クスコはラマになっても人間の言葉を喋ることが出来る。)
グリムはラマではなく猫に似た魔獣だが、「ラマになった王様」のラストではイズマが猫に変身してしまう。クスコも「ラマにだった王様 学校へ行こう!」の「決闘!」では猫に変身する。
「ラマにだった王様 学校へ行こう!」の「王様のペット」ではグリムに似た青い目の黒猫(宿題)が登場する。宿題はグリムと違い健気な性格だが。
「クスコとピューマの戦い」にも青い目の黒猫が登場する。宿題とは色が少し違うので別の個体か。
グリムは美食研究会の活動で草を食べるが、「ラマになった王様」でラマになったクスコが草を食べるシーンがある。(不味そうに飲み込むが。)猫も草を食べるが。
ワガママ+イジワル+ゴーマン=超ヤなヤツ
クスコはワガママ+イジワル+ゴーマン=超ヤなヤツと紹介されているが、グリムも我儘で意地悪で傲慢な性格である。クスコの方が外道な気がするが。
「ラマになった王様」において、クスコは崖から落ちそうになるパチャを助け、謙虚さや思いやりを多少は学ぶが、グリムも学園生活を経て、多少は思いやりの心が芽生えているか。
動物言語学を話す
グリムの得意科目の動物言語学は「ラマになった王様」に登場する学問である。
動物言語学が得意なのはクロンクで、クスコは「ラマだった王様学校へ行こう!」の「リス語を学べ!」の後にリスのバッキーと意思疎通が出来るくらいだが。
学校で真面目に勉強しない
「ラマにだった王様 学校へ行こう!」ではクスコが学校を卒業しなければ王様になれないことが発覚し、クスコアカデミーに通うことになるが、目標があるにも関わらず真面目に授業を受けない。
グリムは大魔法士になるという夢を持ち、学園に入りたいと暴れておきながら、授業を抜け出したり、授業中に眠ったり、宿題を忘れたり、真面目に勉強しない。(改善してるようだが。)
青い炎を吐ける
グリムは青い炎を吐くが、「ラマにだった王様 学校へ行こう!」の「王様はグァカ」では、クスコが王族の証明として聖杯を使って青い炎を吐いている。
イズマは「ラマになった王様」のようにグァカにラマになる薬を飲ませようとするが、シリーズでお馴染みのほうれん草のパイではなくツナのパイを出そうとしている。グリムの好物はツナ缶。
家族がいなくてひとりぼっち
4章「熱砂の策謀家」でグリムは家族についてよく覚えていないと言っているが、「ラマにだった王様 学校へ行こう!」の「家族対抗戦」「父帰る」を観れば分かるが、クスコには家族がいない。
6章「冥府の番人」のイデア曰く、グリムの体には1000年前の原始魔法がかけられているが、「ラマにだった王様 学校へ行こう!」の「ミチュパチュの謎」では1000年前の王様がアリクイに姿を変えられて友達もなくひとりぼっちで彷徨ってるという怪談が語られる。
アリクイになった王様の話は「ラマになった王様」の話にとてもよく似ている。
クスコの友人と監督生
ユウの性格はクスコと親子のような関係を築くパチャよりも、ヴィランだが呑気なお人好しでクスコとは対照的な存在のクロンクの方が似ているか。
クロンク
「ラマだった王様 学校へ行こう!」でクロンクはクスコのお目付役として学校に通うことになり、イズマ扮するアムジー校長から命令を受けるが、ユウはグリムを監督しなければならず、学園長から厄介ごとを引き受けることが多い。
5章「美貌の圧政者」でユウはNRCトライブのマネージャーをやることになるが、「ロックスタークスコ」でクロンクはマネージャー業をする。
クロンクの吹き替え声優は闇の鏡役の堀内賢雄。
マリーナ
ユウはグリムを学校に通わせることに積極的なようで、エースから大魔法士にするためか?と言われているが、「ラマだった王様 学校へ行こう!」のヒロインであるマリーナはクスコを王様にするために学校にきちんと通わせようと奮起する。(イズマが女王になるより、クスコが王様になった方がマシだからという理由だが。)
グァカ
イベントストーリー「熱砂の国のアリアーブ・ナーリア」やグリムのパーソナルストーリーが顕著だが、グリムのワガママに対してユウが拒絶したり激怒する選択肢はほぼ無く、全肯定する選択肢が用意されてることが多い。
ユウの態度は「ラマだった王様 学校へ行こう!」でクスコに従順な友人グァカにも似ているか。
「一番人気は誰だ」にイズマカムという被写体の魂を吸い取る発明品が登場するが、失敗作でただのビデオカメラ。グァカがクスコのカメラ持ちにされ、イズマカムでクスコのプロパガンダビデオを撮影する。この回の最後はクスコがグァカを友人と認めて終わる。
ユウは学園長からゴーストカメラを渡され、「バルガスキャンプ」「ポートフェスト」などでは撮影係を任されている。ミッキーのモチーフのあるゴーストカメラが本当に魂を抜き取る曰く付きのアイテムだとは思えないが。
グリムは魔獣と人間を魔法的を掛け合わせた存在か?
※注意※
推測に近い考察です。
クスコは人間からラマに姿を変えられてしまうが、グリムは魔獣と人間を魔法的に掛け合わせた存在の可能性はあるか?
グリムは自分は人間ではないと自認しているが…?
「ベイマックス ザ・シリーズ」のシコラックス
6章「冥府の番人」にて、イデアがグリムは魔獣となんらかの動物を魔法的に掛け合わせた存在であると言っているが、「ベイマックス ザ・シリーズ」に人間と別の生物の遺伝子を掛け合わせてモンスターに変えるバイオテクノロジー会社、シコラックスが登場する。
イデアはグリムに何の動物が混ざっているか特定出来ていないが、「大きな問題」でベイマックスがモンスターのDNAを解析をしても、どんな生き物のDNAともマッチしなかった。
イデア曰くグリムは人間と同等の思考能力を持っているらしいが、なんらかの動物は人間の可能性はあるのだろうか?
6章「冥府の番人」は転移装置(沈黙のツバメ計画)、仮想シュミレーション(ベースマックス)、メモリーカードなど「ベイマックス」シリーズのオマージュが多く見られる。
「フワフワ大発生」にて、シコラックスは植物の遺伝子を使ってマヨイという可愛らしくて食いしん坊なモンスターを生み出している。
マヨイは人間を改造したモンスターではない。
「ピノキオ」のランピー
「ピノキオ」にインスパイアされたイベントストーリー、「ステージ・イン プレイフルランド」のグリムの衣装はランピーの服にそっくりである。
ランピーはピノキオが馬車の上で知り合い親友と呼ぶ少年だが、悪童であり悪いことを重ねた結果ロバになってしまう。
グリムの性格は悪人というより悪童に近い。
ユウの衣装はグリムとはお揃いではないので、グリムの衣装がランピーに似ているのは意図的だろう。
グリムの好物はツナ缶だが、モンストロの中でゼペットじいさん達が飢え死にしそうなところに大量のマグロがやってきて獲る場面がある。
「ステージ・イン プレイフルランド」の海底散歩ではマグロが泳いでおり、グリムはマグロがツナ缶の原料だと知って暴れている。
グリムは猫に似た魔獣だが、「ピノキオ」には黒猫のフィガロが登場し、フィガロはミッキーやミニーのペットとしても飼われていることもある。
グリムは首のボロボロのリボンを一張羅と言っているが、「子ねこのフィガロ」のフィガロはミニーによって首にリボンを巻かれ、野良猫と喧嘩してリボンはボロボロになってしまう。
フィガロはミニーに風呂に入れられるが、グリムはヴィルに無理矢理風呂に入れられている。
コミカライズ「真紅の暴君」でグリムはベッドに入って寝ているが、「ピノキオ」のフィガロもベッドで人間のように布団を被って寝る。
「メリダとおそろしの森」のモルデュー
6章でイデアが魔獣や野生動物に紛れて山奥に隠れ住むファントムがいると言っているが、モルデューはクマとして森の奥に隠れ住み、メリダの父親を襲っている。
ブロットの影響で凶暴化するグリムはファントムと何らかの関係がある生物か。
「メリダとおそろしの森」には青い鬼火(ウィル・オ・ウィプス)が登場するが、グリムは耳から青い炎を出しており、石炭のように黒い石(ブロットの塊)を好んで食べている。
伝承のウィル・オ・ウィプスは悪行三昧な性格で悪魔から貰った石炭を燃えさしとして貰ったという。
「メリダとおそろしの森」における鬼火は見たものを運命へと導くと伝わっており、あまり悪い意味はない。
最期にモルデューは鬼火となる。
「ブラザー・ベア2」のキナイ
グリムは4章「熱砂の策謀家」で地元じゃ穴掘り名人と呼ばれたと言っている。
「ブラザー・ベア」で人間からクマとして生きることになったキナイは、「ブラザー・ベア2」ではコーダに対して本物のクマの穴掘りを見せてやると言っており、コーダとニータが雪崩に巻き込まれたときは穴を掘り助けている。