リハビリ

2022年の11月。共同起業を2社している親友が2〜3年後の方向性を決めてみんなに伝えたその日から、自分の2〜3年後のビジョンが大きく変わった。

コロナ禍に新卒でカンボジアに渡り、自分のNPOを中心に置きながら現地IT企業で働き、NPOの一部メンバーとクリエイティブチームで協働もし始めたのが、その1年4ヶ月前。

こうして事実を並べると、いかに多動でビジョンドリブンで、周りを巻き込んでいたのかが自分でも気づける。もちろん、同等かそれ以上に、大変さや苦労をかけている。

自分は、2つの方法で価値観が大きく変わってきた。
1つは、短期的な越境体験による衝動と決断。
もう1つは、身近で隣にいる人から受け取る、じわじわとした変化。

今もこうしてNPOを続けられているのは、前者のおかげだと思う。
一方、冒頭のビジョンが変わった出来事は、後者による作用が大きかった気がする。

彼は自身がトップを務める会社を最優先するために、2〜3年後の方向性を決めた。
自分は、自身がトップを務める会社よりも、自分のキャリア試しのために、2〜3年後の方向性を決めた。

この差が大きく出た2年間だったのだろう。組織としては、2年出遅れたと言っていいのかもしれない。

それぐらい、自分のキャリア・団体の方向性・自分の将来の生活の仕方に悩んでいた。あえてフラついたりもした。

多分、この先もたくさん悩んで葛藤して立ち止まると思う。身近な人だって振り回してしまうかもしれない。
でも、それが自分の良さだと認めて、進むしかない。って、あえて言い切る。

ウサギのように心も脳内も動かしていても、組織としてはカメの速度でしか進まない。それは良さだと思っていいけど、ビジョンに対して2年ぐらい出遅れたのだから、ここ3年はそれでは良くない。

ボランティアをビジネスにするために。

さあ、再スタートだ。