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焼尻コース改造計画!【学生支部活動報告】

皆さんこんにちは!村おこしNPO法人ECOFF学生支部のつっつです! 

本noteでは、学生支部の広報を担当している、旅大好き、ECOFF大好きな一大学生の私つっつが、ECOFF新規・既存受け入れ地域について徒然なるままに呟いています! 

今回は既存地域チームの活動報告の二回目です! 
学生支部の既存地域チームでは、既にボランティア先として登録されている地域と共に、どうすればもっと素敵な体験を提供できるかを考え、改善するお手伝いをしています! 

最近お手伝いさせていただいたのは…

焼尻島コース! 

北海道日本海側に位置する羽幌港から西北西へ約25km海を渡ると現れる焼尻島。2時間ほどで一周できるほど小さいこの島で、170人あまりが生活しています。

焼尻島は暑寒別天売焼尻国立公園に指定されています。島の1/3が原生の森で覆われており、約50種150,000本もの天然記念物の森が広がっています。特にイチイ(オンコ)の原生林は希有な森林相を形成し、「焼尻の自然林」の名称で国の天然記念物に指定されています。

2,016年夏に第1回目のボランティアを決行して以降、焼尻島コースとして様々なことにチャレンジしてきました。漁業の手伝いをはじめとし、海岸清掃、加工品作り、山菜取り、ゲストハウスDIY等、多種多様な経験を積めると人気が高いコースです。

詳しくはECOFFのホームページで↓

羽幌町観光協会の観光サイトもチェック✅


自然に触れ、動物に触れ、人に触れ、多種多様な体験が魅力

焼尻島では最近、とある産業が廃業になりかけていました。

「焼尻めん羊牧場」と呼ばれる町営の牧場では、半世紀にわたって高級品種の「サフォーク」という羊が飼育されてきました。

柔らかく臭みのない肉質は北海道洞爺湖サミットで振る舞われたほどの品質。牧場の景色自体も、日本海に沿って広がる様がスコットランドの風景のようだとして高い人気を誇っていました。

相次ぐ飼育員の退職により、2,023年8月をもって閉鎖することが決まっていました。しかし、めん羊を引き取りたい、と申し出が相次いだといいます。

その中で、報道をうけた北海道下川町の養鶏会社社長が「牧場を継続したい」と要請。役場、議会で検討が行われ、社長の熱意が認められて、10月下旬に継承が決まりました。

多くのファンに愛されて復活しためん羊牧場の魅力を、このコースでもボランティア活動を通して感じとっていただきたいです。

牧場にて、青空に映える無数の羊たち

そんな焼尻島のボランティアですが、最近は、ボランティアテーマ、目標のようなものの希薄さを感じているようです。

先日、世話人ご夫婦を交えたミーティングでは、「コースとしてボランティアしてもらえることがあまりない」との意見が出ました。世話人さんの職業である漁業は天候に左右されやすく技術も必要なため安定的にお願いできることがないのだそうです。

今後も話し合いを重ねて、「焼尻島=○○の島」というようなテーマを決め、活動内容を精査していく予定です。

過去の流れにとらわれずに進化を続ける焼尻島の今後に乞うご期待ください! 

それでは今回はこの辺で! 

それでは!