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なんで私がシッターに??

シッター委託会社を起こして1年が経ちます。

シッターとしての始まりは、助産師の常勤を離れた時に子どもの成長をよく知らないと思ったことでした。
もちろん、専門職なので新生児のことは理解している。
でも、新生児以後長い時間を占める乳幼児については、学生時代の勉強と
ポツポツと見聞きした情報が多い。
仮にも専門職を名乗るのに、「なんとなく知っている」はちょっと自分がモヤモヤすると思ったのです。


なんてかっこよさげに語っていますが、NPO法人をスタートした当初はなかなか収益につながらない状況もあり、夜勤と同時にできかつ子どもに関われることを探した結果、シッターに行き着いたという・・・意外に情けない現実だったりします。

初めは大手のシッター会社にアルバイトとして所属しました。
助産師という専門性を活かして主に新生児のシッターをしていたのですが、
お子様は当たり前に成長し、親御さんの悩みや不安も変わってきますよね。そこで、この文章の初めに感じたモヤモヤが発生したのです。

・親御さんにはできるだけ正しい情報をお伝えする。
・不安や悩みを一緒に考え、軽くする。
・お子様ができるようになったことや、成長のちょっと先の情報をママだけ
 でなくパパやご家族にも伝える。
すると、それこそママ以外のご家族からも色々とご相談をいただくようになってきた。
お子様に感じることや、家族の関係性、育児の変化への戸惑いなどなど・・・
そうそう、幼児さんからの可愛い内緒のご相談もあったりしました。

こんなことからでシッターに面白さというか、スイッチが入った気がします。
当時も今も曲げられないことは
「根拠のある、正確な情報をお伝えすること」
臨床の現場ほど生命の危機に遭遇することは多くありません。
でも、もし何か起こったら?判断を誤ったら?
そう思うのは医療職の癖かもしれませんね。








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