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自分も、目の前の人も、かけがえのない存在だと感じられた。

大学時代にだっぴの活動に関わり、この春卒業した学生が「だっぴを通して成長したこと」を伝えてくれたので、せっかくなので紹介させてください。
※本人の了承を得て、内容は一部伝わりやすいように改変しています。


不思議と抵抗なく自分のことを話せた

まさかこんなことになるなんて!
気付いたら自分のことを話していた。それもさっき知り合ったばかりの人に。

それが初めてだっぴと出会った時の私の思い出です。一緒に行った友達と帰り道で思わず、「楽しかった!すごかった!」と言い合っていました。

何か今までの自分とは違う自分が、私の中で生まれたような気がしていました。

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「強い人とは」
「心とは」
「かけられてうれしかった言葉は」
「どんな大人になりたいか」

4年間だっぴに通えば、もはや何度も話し・聴いたことのあるテーマですが、だっぴに出会うまでの私は、全くこれが話せないでいました。

心の中では話したいと思っていても、実際に言葉に出すには勇気がいります

おかしいと思われないだろうか。話していいのだろうか。恥ずかしい。やめとこう。でも、やっぱり言ってみたかったな…。

だっぴでは、いつもどんな事を言っても受け入れられる雰囲気が整っていました。自分に素直になれる空間がそこにはありました。そして何より、自分の言いたくないことは無理に言わなくていい。強要されない。という安心感がありました。私がやっと自分の考え、思いを言葉に出せたのも、この条件が欠けずに揃っていたからだと思います。

今まで誰にも話したことがなかったような自分の負の部分も、不思議と抵抗なく話すことができました。あっという間に時間が経っていました。自分がこんなに喋れたなんて、正直本当にびっくりしていたんですよ。


短い時間の一期一会

私は主に中学生だっぴに関わらせて頂きました。子ども・大学生・大人、様々な世代の人がざっくばらんに語り合う。大人が子どもに教え諭すという場ではなく、一人の人間として尊重される、あの雰囲気が大好きでした。

この4年間でだっぴを通して本当に色んな人に出会い、色んな考えに触れ、言葉を頂きました。私も微力ながらそのだっぴをつくるうちの一人、一員であれたことを誇りに思います。

だっぴを通して出会った中学生や大人は、おそらくもう2度と出会うことはない人がほとんどでしょう。

この場限り、限られた時間での語り合い。

こう聞くと寂しいものがあるかもしれません。

しかし、私はこの短い時間だからこそ、お互いの距離感がぐっと近づき、終わった後も後ろ髪引かれず、自分自身の道に向かって別れることができるのだと考えています。かけがえのない輝いた時間であったことは間違いないです。

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自分を大切にできる

だっぴでは、自分の生き方を見つけたり、今まで気が付かなかった新たな自分に出会ったりすることができます。自分を大切にできるし、目の前の人も本当にかけがえのない存在に感じるようになりました。毎回胸の奥からぐっと暖かくなり、満たされる自分を感じます。

だっぴを通して関わることのできた全ての人に対して、言い尽くせない感謝があります。本当にありがとうございました。

私の想いが、これからだっぴに出会っていく人、70億分の1のかけがえのない存在である誰かにも届いていたら幸いです。


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NPOだっぴと一緒に、自分の人生を開拓していく若者を応援していただけると嬉しいです!


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