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NPO法人ONE WORLD 断水地区の水配給支援

まず、本日の活動のため、
支援や連絡をくださった方々、ありがとうございました。





本日行った内容紹介を記載します。



和歌山市加太(かだ)という場所で
主に水提供のボランティアを行いました。
まずは、知り合い(大学の先輩宅)が加太に住んでいましたのでお会いして、
その方にも水タンクをお渡しして、
その後、その方とその地域を車で廻りました。🚘

加太エリアは全軒が断水(10/6時点で4日目)しておりました。
このエリアは、ご老人宅と別荘的な家が多かった印象です。

もちろん住宅もあるので、
インターホン押してお声かけしたり、
外を歩いている方や家の前で話されている方に声をかけ、
水をお渡ししたりもしました。

実際の印象は、
お年寄りが多い地域でした。
しかし、
近くに親戚や息子娘が住んでいるということで物資を受けているのであまり現時点では困っていないという家庭も多かったです。
飲水の確保は出来ている家庭が多く、主に生活用水が困っているという事でした。
※生活用水は、風呂やトイレ、洗濯や食器洗いなどに使う水。

場所によっては、
地域集会所に生活用水の大きなタンク(2t)が置いてありました。(地元の方が仰るには10/5にNPO団体が置いていったそうです)
ですので、今のところ困っていない地域もありました。

現地の方より、
『困っている方は加太小学校に並んでいる』という情報を聞きまして、そこに向かうことになりました。

加太小学校があるエリアは
人口が多少多いので、
朝から生活用水を求めて行列が出来ていました。

今回は、
人が多く集まると聞いた加太小学校で
水をお渡しすることにしました。

加太の役場の方が中心に
生活用水(他県役所の給水車から)を配っていました。

自衛隊も昼前に到着し給水スタートしていました。


農家の方や
その他、困った方に直接会うことがなかったため、
偏った情報かもしれませんが、本日お会いした方々はこのような感じでした。

その後、
コンビニやスーパーマーケットをみたところ
飲料水は通常以上に売っていました。
(購入できる環境ではあるが、生活用水を飲料水で賄うとお金がかかりすぎるので、みなさんは買っていない状況)

また、水タンク(個人用)がこの地域では品薄で
手元にない方々が多く、ペットボトル持参で給水されていました。

本日持っていった水は
喜んで受け取っていただきました。



和歌山市長の発表によると
断水地域での仮復興(仮で配管をつくる)は10日予定との事です。




以上です。




ps.
加太という地域は完全に海辺で旅館や釣り堀、遊覧船等があり、
最近では浜辺でグランピングが出来たりと若者向けにアピールされていました。
タイが有名で、美味しいようです。
機会があれば是非、遊びにもいってみてはいかがですか。


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