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博子の人生日記


「立ち止まっている間も時は流れ続けている」

遡ること2ヶ月、12月初旬。
デンマーク留学の時の若き仲間と東京で集結。

それはそれはご機嫌に飲んで、今後の彼らとの交流に心躍らせながらの帰宅途中「母親が倒れた」との一報。

担当ドクターからはこのまま意識が戻らない可能性が高いことを説明され、このままの状態で生きていくことになるかも…と覚悟し始めたクリスマス翌日。再びの発作で母はあっけなく逝ってしまったのでした。

もちろん動揺はしたけど(あー、母らしいなぁ)と不思議なくらい落ち着いている自分もいた。

先日、四十九日の法要が終わったのだが、すんごーーくいろいろな感情と、今まで考えたことない事考えた2ヶ月。

また一つ大人の階段を登った気分だ。


話し始めたらキリがないが、まずは、人ってホントに死んでいなくなってしまうんだ…と。
じゃ、私はこれからどう生きていこうか…と本腰入れて考え始めた56歳。

そう☝️ 誕生日を迎え年齢もあわせて大人になった私。 

よく親に対して「産んでくれてありがとう」と言う言葉を聞いてはいたが、なんだかピンとこぬままだったんだが、今年はすんなり…を通り越してアツク母に感謝。

いいことばっかじゃないけれど、この世に生きてるってマヂ楽しい。 
本当、いいことばっかじゃないけどね。

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ところで、母の死で「親を送る」って新しい経験もしたわけだが、私が出来ることはほぼ無く…。
それはそれで寂しかったりした。

代わりに、しっかり者の姉がすべての采配を振ってくれた。

最初の病院から始まり、葬儀屋さん、お寺関連の一連の流れって、時を急ぐし、よくわからんしでモヤモヤ指数が高い。

こーゆーもんなのか??

葬儀やお寺に至っては、田舎町だからなのかモヤモヤ指数に加えてバリア指数も高く、「死」に関する事って未だ古いしきたりや概念に捉われてるなぁーと実感した。

棺桶をのせる台は高くて私からは見えん!
昇降可能の台にしろー!!!

葬儀会館の控え室は和室。
お寺には見上げるほどの階段。

如何なものか?

いや、日常生活に出くわす不便事だったら、人手も借りるし物申すが、何故、この業界を前にするとためらうのだろう……うーむ…

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不思議な感覚の2カ月を過ごし、ちょっと成長した私の人生がまた動き始めた。

まずは、2年近く借りていたシェアオフィスは契約解除を決めた。
次は違う拠点で種を蒔こうと思っている。

そして、私にとって欠くことのできない〈ヘルパー関係〉の新しい仕組み作りに取り掛かり始めた。

そしてAFS分校第2期と、ロングトレイル。

今年も楽しんでいこうと決めています!
幾つになっても、こうして楽しい事を見つけていきたい〜と思っています。

イェェーーーーイ\(^o^)/\(^o^)/

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