見出し画像

効率化の反対語は、挑戦だ!

いつも321プロジェクトを応援していただき、ありがとうございます!
広報担当の石原です。
最近、YouTubeで4分間の動画を倍速で見て思ったことがあります。
「たった2分を早送りで見るなんて、自分はタイパ意識に毒されている!」
というわけで、今回はなぜこんなにも効率化を求めるのかについてお話をしていきます。


効率を追求する社会

今の人々は、昔よりもはるかにタイパ(タイムパフォーマンス)を重視した生き方が求められています。
タイパとは、限りあるリソース(時間、期限など)内で最大限の満足を得て効率を上げることです。
例えば、インスタント食品による食事やインターネットによる調べものは、従来のやり方で消費した時間に対して効率を向上させています。

今やスマートフォンやオンライン会議によって、移動しなくても話ができる環境によって、移動時間が大幅に減り高い効率化がなされています。

効率の追求の先に、私たちは何を求めるのだろう

なぜ人がこんなにも効率化を求め続けているのかといえば、「より豊かな社会にしたい」という強い思いがあるからだと思います。
ただ「効率化を求めることで、社会により多く貢献でき、より社会は豊かになる」かもしれませんが、必ずしも「社会が豊かになることで、ひとりひとの人生がより幸福になる」とは限りません。

豊かなはずなのにどこか生きづらい、満たされているはずなのにどこか心が満たされない、そんな感情です。

だから立ち止まって考えました。
自分の人生をより良くするために、効率化とどう付き合えばいいのかを。

挑戦をするために、効率化を求める

私が321プロジェクトに参加したケースで考えてみると、
組織に属して社会活動を行う場合、それに対する成果が求められます。
組織から一歩離れて、わたし個人の人生から見てみると、NPOに挑戦するということ自体は、そもそもかなり非効率です。

なぜなら、何をどうすれば上手くいくのか未だに分からないし、時にはメンバーと意見が衝突することもあります。
苦手なこともやらなければいけないし、苦しい時もあります。
しかも、それに対して高い報酬が発生しているわけでもありません。
自分の人生を効率良く生きたいのなら、他の手段はいくらでもあります。

ではなぜ、私は321プロジェクトに挑戦しているのでしょうか?
それは、不慣れで苦手な事柄を体験しながら、自分の成長が伴って次々とうまく成功していく過程の挑戦が楽しいからです。
効率という視点で考えれば、成果が出るかどうかも分からないものに限られた自分のリソースを投入するわけですから、挑戦することほど非効率なことはありません。

そういう意味では、自身の挑戦を諦めてしまうことが最も非効率なのかもしれません。
そしてこれは私だけではなく、多くの人が潜在的に抱えている感情だと思います。
効率化された社会の中で持て余した自分のリソースを、自分に合った何かにぶつけたい、そんな感情。
私たちが効率を重視するのは、挑戦できるものを見つけるためなのかもしれません。

今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました!

サポートを是非よろしくお願いします。応援してくださった方の名前を掲載します。読んでくださったこと、出会ってくださったことに感謝。