OP戦直前!どこよりも早い巨人軍キャンプ・チキチキ・第四クールレポートーーー!!!(24.02.16~19+21,22)

OP戦を間近に控え、続々と登場した外国人勢を中心にレビューーー!!!

オドーア来日

あの逆大五郎カットは慎之助によるもの。小林の髪を刈り取ったときみたいに。たぶん本人は気づいていない。後ろに残せという秋広へのメッセージ。
打撃の印象は、概ね獲得時に執筆したもの(以下記事参照)と変わらない。

背屈した手首&エルボーアップで構え、股関節から持ち上げるレッグアップは、いかにも大リーガーといった感じである。ポイント前で引っ張り込むイメージが強かったが、近年のモデルチェンジもあってか、引き付けて右肩を開かず、コマのような軸回転で、割れとトップの浅さを補うように、広角に打球を生み出している。

2/19シートバッティング

グリフィン
戸郷と同じアーム式寄りのスタンダードダブルなので、テークバックは大きいが、後ろは小さいのである。トップポジション及びリリース時に前膝が屈曲する「ドロップ&ドライブ式」である。メジャーリーグベースボールにおいては、既に少数派になった重心を落としたオールドスクールなスイングだが、近年セイバー的観点において、見直されつつあるスタイルである。投球後、前脚を支点に後ろ脚を三塁側に回すことで"前"を大きく作る。

メンデス
手から上がるスタンダードダブルで"後ろ"は小さい。トップポジションで前膝を鈍角に入射しブレーキをかけ、リリースで進展させることでエネルギーを生み出す大リーグで主流の「トップ&フォール式」である。右足のつま先母指球から着地することでブレーキをエネルギーに変換させるが、その際、ボトムハンドの前腕を地面と平行に保ち"ロック"させることで突っ込みを抑える。が、この日は開きとスウェーが強かった。

バルドナード
メンデスと同じく手から上がる小さい"後ろ"とトップ&フォールの投球スタイル。テークバックは背中からはみ出す分、バルドナードの方が大きい。右足を踵寄りから着地し、ボトムハンドを下げることで、メンデスとは逆に開かせる。

ケラー
エルボーアップするので、回内&回外の回転半径が発生し、後ろは大きいが、テークバックは小さくコンパクトで間が取りにくい。前脚伸展、ブレーキのエネルギーが非常に強く、勢いよく上体が畳まれる。後ろも前も大きい。

ルシアーノ
エルボーアップがあり、少しトップが遅れ、アーリーコッキングとレイトコッキングの両方で肘が下がり気味に見える。開幕前に支配下にする必要はないのではないか。

参考


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