週間巨人軍レポート(5/9~5/15)

低級は「目先の勝ちを優先して若手を使わない」と、首脳陣の批判をするが、そういう自分たちは、目先の失点を防ぎたいあまり、ポランコとウォーカーを干してしまったのである。現時点で低級が奨励するオーダーは以下の通りである。

1(右)松原
2(左)ウィーラー
3(中)丸
4(三)岡本
5(一)中田
6(捕)岸田
7(二)中山
8(遊)湯浅

弱ェ〜ッ!去年以下じゃん!ていうか勝率5割切ってた去年の二の舞じゃん!

低級は、チームの勝利よりも、まず自分が不快に思うか思わないかを重視する。攻撃においては右投げ左打ちの中距離打者を好むし、守備では小回りの利く短打者を両翼に置きたがるし、投手は横投げのコマンド型を好む傾向にある。これらの特徴を持つ選手は、リターンこそ少ないが、短期的には目立った損失も出さない故に"不快指数"も少なめなので、低級に好まれる。低級のSNSのプロフィールの好きな選手欄に必ずと言っていいほど、これらの選手の背番号が羅列している。逆に言えば、右投げ右打ちや左投げ左打ちの強打者とか、打撃はいいけど守備が緩慢な両翼の外国人とか、制球は良くないけど球威のある上手投げの投手とかは、嫌われるのである。叩いていい選手リスト入りしやすいのである。長期的に見て大きなリターンを見込めるこれらの選手は、それ故に代償作用も大きく、試合に出場させる際にストレスを伴う。時には不味い守備で無駄な進塁や失点を生むし、気のない三振や併殺を打つし、四球や暴投で決勝点を献上する。低級は、原則としてこれらのリスク・ストレスに耐えることができないのである。低級は、未来どころか今しか見えていない。シーズン全体を俯瞰して「最終的にこうなっていればいい」というビジョンがないのだ。未来を見ていないと首脳陣を批判するが、それは、何でもいいから若手が見たいという低級自身の刹那的な欲求の御為(おため)をごかしているに過ぎないのである。低級は、試合が壊れることが許せない。1試合壊れるくらいなら、10試合貧打でもいいとすら思っている。それほどに点を取られることに耐性がない。プライドが傷つけられる。およそ人生を彩る要素がプロ野球しかないから。10桁失点を喫したときは、全てのメディアをシャットアウトして観葉植物でも眺めていればいいのである。

復活の中田翔
昇格前と後で根本的にどこが変わったかといえば、正直そこまで変わっているようには見えないが、強いて言うならヘッドを回すことによってリラックスできて手首が利くことで少し軌道が良くなったのかもしれない。広角に前で捉えて体重をぶつけるビッグエッグ仕様の打撃を身に付けてほしい。

ウォーカーの立ち位置
巨人軍の右打者の立ち位置がベースから離れていく伝統行事は、彼も例外ではなかった。外の見極めをしつつ、ポイント後ろにして逆らわず流せということだろうが、外角ギリギリのコースはかなり遠そうにしてたし、実際巻き込んで引っ張るもバッドの先だったみたいなケースがあったので、バッティングを見失わないか心配。

増田陸プロ初ホームラン&その他プロスペクト達
ファームの成績だけ見てクビー!クビー!ブヒーッ!キクターッ!と絶叫していた低級を尻目に、手首のコンディション不良も癒えてようやくフィジカルが整ってきた。フライングエルボーからトップでのヘッドの角度も理想的で、後ろ脚を抜いて上手く前に軸を作れていて、ステイバックもできていて頭の位置もブレず良い打撃をしていた。一軍の速球や半速球に振り負けないでしょう。中山は、ポイントの前後幅広く崩されても下半身の粘りと引き手のバットコントロールで評判通り。ヘッドが返るのが早いのか、引っ張った打球は全てゴロになる。湯浅は、トップで引き手が後ろに突っ張りすぎ。左脚で弧を描く動作も馴染んでないように見える。速球にも変化球にも対応できない最悪の形でしょう。山崎伊織は堀田とは逆に日に日に状態を上げている。日本シリーズでのソフトバンクとのリベンジマッチにおける先発4枚の候補に名乗りを上げた。

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