Django 入門 (2) - アプリの追加

「Django」のアプリの追加の手順をまとめました。

・Django 3.0.8

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1. プロジェクトとアプリ

「Django」の「プロジェクト」には、「アプリ」を復数追加することができます。URLのパスに応じて、処理するアプリを使い分けることができます。

・プロジェクト
　・http://localhost:8000/admin → アプリ「admin」
　・http://localhost:8000/hello → アプリ「hello」

2. アプリの追加

アプリの作成の手順は、次のとおりです。

(1) 以下のコマンドを実行。
「hello」フォルダが生成されます。

$ python manage.py startapp hello

(2) アプリフォルダの中身の確認。
フォルダ構成は、次のとおりです。

・hello
　・migrations : マイグレーション関連のファイルを保持
　・__init__.py : 初期化を行うスクリプト
　・admin.py : 管理者ツールのためのスクリプト
　・apps.py : アプリ本体のスクリプト
　・models.py : モデル用のスクリプト
　・views.py : ビュー用のスクリプト
　・tests.py : テスト用のスクリプト

3. スクリプトの編集

スクリプトの編集の手順は、次のとおりです。

(1) 「hello_app/hello/urls.py」を追加し、以下のように編集。

from django.urls import path
from . import views

urlpatterns = [
    path('', views.index, name='index'),
]

(2) 「hello_app/hello_app/urls.py」を以下のように編集。

from django.contrib import admin
from django.urls import path, include

urlpatterns = [
    path('admin/', admin.site.urls),
    path('hello/', include('hello.urls')),
]

(3) 「hello_app/hello/views.py」を以下のように編集。

from django.shortcuts import render
from django.http import HttpResponse

def index(request):
    return HttpResponse("Hello World!")

4. Webアプリの実行

Webアプリの実行の手順は、次のとおりです。

(1) プロジェクトフォルダで、以下のコマンドを実行。

$ python manage.py runserver

(2) ブラウザで「http://localhost:8000/hello」を開く。

【おまけ】 urls.py

「urls.py」は、URLをビューにルーティングするスクリプトです。

◎ 関数ビュー
(1) importの追加 : from my_app import views
(2) urlpatternsにURLを追加 :  path('', Home.as_view(), name='home')

◎ クラスビュー
(1) importの追加 : from other_app.views import Home
(2) urlpatternsにURLを追加 :  path('', views.home, name='home')

◎ 別のurls.pyのインクルード
(1) include()のインポート : from django.urls import include, path
(2) urlpatternsにURLを追加 : path('blog/', include('blog.urls'))

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