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2023年春 救急法救急員養成講習(2日目)

日時:2023年6月18日(日)、6月24日(土)、6月25日(日)、10:00~17:00
場所:ゆいぽーと(新潟市芸術創造村・国際青少年センター)4F 談話室

毎年、春と秋に行っている新潟市分団主催の救急法救急員養成講習。
2023年は上記の日程で開催していますが、今日はその2日目。
今日は「けが」「止血」」「きずの手当」「骨折の手当」の学科と実技。
三角巾を使った「きずの手当」や「骨折の手当」は救急法の真髄とも言えるもの(とは言いすぎか?!)。
指導員も、指導するのに思わず力が入ります。


手当するには、まず止血をしないといけません。
画像はN指導員がW指導員に対して、止血帯止血法を行っているところです。止血の基本は清潔な布を傷口に当て、その上から圧迫する直接圧迫止血法が基本ですが、それでも止血出来ないときなどに、この止血帯止血法を行います。それぞれの実技には、それぞれの基本形があります。受講生の皆さんは、指導員が行う止血の手技をしっかりと見て、勉強されていました。


ターニケットと呼ばれる止血帯を使って止血を行うW指導員。
四肢切断等で直接圧迫も出来ず、素早く止血しなくてはならない場合に使用する、止血帯止血法の器具、と言った方がわかりやすいでしょうか。
こうして講習を指導するたびに、こういった物を使う機会が来ませんようにと願っています。


頭頂部の包帯法の実技デモを行うN指導員。モデルになっているのは新潟市分団の分団員で、スタッフとして参加しているS.Tさん。今年度の指導員養成講習を受講する指導員の卵であり、今回の講習でスタッフとして参加して、先輩指導員の様々な所作や講習の進行テクニックなど勉強しています。来年には一緒に講習が出来ることでしょう。楽しみです。がんばれ!


マスクを付けているのでわかりにくいですが、説明を加えながら膝の包帯を手早く行っていくN指導員。傷病者役はW指導員。この二人、実は指導員養成講習を受講した際の同期だったりします。


S.Tさんをモデルに、N指導員、W指導員と、ピンクのユニフォームを着用しているのはH指導員。H指導員は翌日の最終日担当ですが、明日に備えて様子を見に来てくれました。
と言うことで、三人がかりでデモンストレーションを行っている手当は、下腿の骨折の手当。指導員3人で阿吽の呼吸を見せながら、テキパキと手際よく手当を進めていく姿を、真剣に見ておられました。


いよいよ明日は最終日。
「搬送」を行うと、「救護」として全体演習を行い、その後はいよいよ検定です。全員合格目指して、残り1日頑張りましょう!。


万が一の時の一次救命処置、急病やケガ、災害時に役立つ救急法。
新潟県赤十字安全奉仕団新潟市分団では春と秋の2回、養成講習を開催しています。また、新潟県内の各地でも、それぞれの地域の分団が救急法等の講習を開催しています。
受講を希望される方は、日本赤十字社新潟県支部のWEBを御覧ください。

また、新潟県外にお住まいの方も、それぞれの都道府県市区町村で救急法等の講習を開催中です。詳しくはお住まいの都道府県の日本赤十字社各支部のWEBをご覧いただくか、お問い合わせください。(N)