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6月末の金融資産残高を振り返る

6月末時点の金融資産は、約900万でした。
1年前の金融資産は、1000万を超えていました。
この1年間、金融商品(株式、投資信託)の切り崩しはありません。なぜ、資産が大きく目減りしているのかと言いますと、個別株の株価が1年で大きく下落(-70%)していることが要因です。

個別株にはニューラルポケット1社のみに集中投資しています。最初に購入したのが、昨年6月2日で株価4960円の時です。その後も、ずっと右肩下がりで株価は推移しており、その間、買い増しを継続してきました。平均取得単価を3342円まで下げましたが、現在の株価は執筆時点で1303円。含み損は、約350万となっています。

ニューラルポケットには将来の成長性に期待を込めて投資をしているため、損切り(損失確定)するつもりは全くありません。しかし、含み損350万という数字は、いかに、小型成長株への集中投資がリスクの高い投資手法であるかがお分かり頂けるかと思います。妻や子供たち身近な家族に対しても、決して勧められる投資手法ではないことは分かっています。

1年前、個別株投資をしていなければ、今の含み損350万円分がそのまま現在の金融資産に乗っかってくるため、今頃は楽に資産1000万を突破していたことでしょう。しかし、私はニューラルポケットに投資したことへの後悔はありません。この1年間で同社の経営方針、戦略、事業内容、将来性を深く学ぶことが出来ました。おそらく、同社に対する理解力はアナリストに負けず劣らず身に付いているものと自負しています。

しかし、6月末の金融資産残高を振り返ると、1年間で金融資産を100万以上減らした事実も現実として受け止めなければなりません。反省点としては、やはり個別株への集中投資が故に、個別株の株価変動が全体の資産推移に大きな影響を及ぼしていることです。今年に入って、世界の株価は全体的に下落していますが、円安の影響もあり、コア部分である世界株式インデックスへの資産は順調に増えています。積立効果が確実に功を奏しているということですね。

アメリカの景気後退が囁かれる中で、これから本当の暴落が起きるのか、それとも景気後退を既に市場が織り込んでいて底打ちが近いのか。私のような素人投資家は予測するだけ無駄なような気がします。このような時には、一番リスクの少ない積立投資で平均点のリターンを目指すことが賢明な投資手法だと考えます。

下半期の投資戦略は、株価暴落に備えた準備として、投資資金である現金比率を高めつつも、下落相場であることは変わりないため、レバナス等の高リスク商品に対しても積極的に積立投資していくことを実践していきたいと思います。

年内1000万到達は必ず成し遂げたい目標となります。FIRE達成を目指すのであれば、早い段階で金融資産を大きく膨らませることが必要不可欠です。早々に資産1000万を達成させて、複利効果の波に乗っていきたいですね。

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