【転載】「ウクライナの戦況」について by 副島隆彦

ソース

[3519]谷崎潤一郎の亡霊に、私は神戸まで連れて行かれた。

投稿者:副島隆彦

投稿日:2023-02-17 08:37:12
副島隆彦です。今日は、2023年2月17日(金)です。


(抜粋)

 さて。 ウクライナ戦争での、ロシア軍が開始した、大攻勢(グランド・オフェンシヴ)は本当のようだ。プーチンが、3月までに、ウクライナ東部の2州と南部の2州の合計4州 を完全に制圧するようにと命令を出している。

 このことは、ロシア国内だけでなく、西側(欧米、デープステイト=カバール側)の諸国でも、当然の成り行きだ、と、自然に受けとめている。ロシアはこの目標を達成するだろう。だから、東部のルハンスク、ドネツクの2州で、今も激しい戦闘が続いている。

 ロシア軍の大攻勢で、ウクライナ軍の兵士と、突撃を繰り返すロシア軍の双方の兵士が、合計で毎日、800人ぐらいが戦死している。この数字は、この戦争の情勢に注目している専門家たちが誰も否定しない。

 ロシア軍の 地上軍の 歩兵部隊(グラウンド・インファントリー。英語ならGI=ジーアイ=)が、人海戦術で、突撃を繰り返している。どれだけ死んでも突撃をやめない。その真上を、ウクラナイナ軍の砲兵部隊の、155ミリ榴弾砲とハイマースHIMARS (高機動(こうきどう)多連装(たれんそう)ロケット砲システム)の誘導ミサイル(ロケット弾に目が付いているようなもの。正確に目標に当たる)が、激しく飛び交っている。 

 ロシア軍は、ウクライナ軍に英米から供給されれている、肩掛け式(携行式)の「聖(セイント)ジャベリン」の対戦車の誘導ミサイルからの攻撃を避けるために、その攻撃範囲の外から、戦車砲の 直劇弾で、このジャベリン と ドローンの上空からの正確な爆弾投下の精密攻撃から、何とか身を守りながら、一歩ずつ前進している。

 文字通り、1日に1キロメートルとかの前進をしている。大量の死者を出しながら。死ぬのは、ほとんが、最前線に駆り出される、戦闘経験のない新兵と囚人兵たちだ。「古参兵(ヴェテランズ)は死なず。ただ、(戦争が終わったあと)消えゆくのみ」と、マッカーサー大将が、ウエストポイント(米陸軍士官学校)での自分の引退演説でしたとおりだ。

 18歳から20歳ぐらいの新兵の部隊が攻撃を受けてたくさん死ぬ。その瞬間に、攻撃してきた敵のウクライナ軍の陣地を正確に計測して、そこに向かって、ロシア軍の誘導ミサイルの野戦砲が飛んで行く。 古参兵(ヴェテランズ veterans  )である、ワグネルのPMC(ピー・エム・シー、民間軍事会社)に再雇用されている30代の40代の強兵たちだ。それと、ロシア正規軍の中でも、最強の空軍空挺部隊(パラトルーパーズ)が、混成旅団を作って戦っている。今、まさに、激戦地で天王山となりつつある ウクライナ軍が死守している、要衝(ようしょう)バフムートの攻略、包囲戦を やっている。

 ネオナチ思想で狂っている(英と米に狂わされている)前線のウクライナ兵も、もう死ぬ気だから、勇敢だ。だが、ロシアも、今やロシア国民の多くが、自分も死ぬ気になって、

 一致団結して、銃後の守りをしている。息子たちが前線に行くことを、ロシアの母親たちは、「それが、ロシア人として、一人前の男になることだ」と送り出している。日本の愛国の母たちもそうだったのだ。

(中略)

 人類(人間)が、集団で陥る、幻想 の病状が進行して、さらに症状が高(こう)じると、それは、集団発狂状態(しゅうだんはっきょうじょうたい)となる。今のウクライナ国民の400万人ぐらいがそうだ。 英と米によって計画的に、狂わされた。
 
 今、ウクライナには、もう半分の2400万人の国民(以前は4400万人の人口)しかいない。いなくなった半分のうちの、1000万人は、隣りのポーランドと西側諸国に。そして1000万人ぐらいの、ロシア語をしゃべる者(ロシア系ウクライナ人)たちは、ロシア側に国境線を越えて脱出し避難している。

 以下に載せる、ユーチューブの動画は、おそらく、自衛隊関係者たちが、広く全国の自衛隊の基地で、毎日、食い入るように見ているものだ。

「 真・防衛研究チャンネル チャンネル登録者数 15.1万人 」

と言う。軍事もの、兵器ものが、大好きな人々にとっての、毎日、定番のウエブサイトだ。

【ウクライナ戦況】2月15日。バクムット方面ロシア軍の攻撃が弱る、損害が激しく戦力不足か! - YouTube

 この「真・防衛研究チャンネル」の 情報源は、明らかに、アメリカのワシントンから毎日発信されている、 今や、ムーニー Moonies 統一教会のアメリカの、公然と表明に出ている キンバリー・ケイガン(ケーガン)という、まだ30代の凶悪な、若い女が代表である、「戦争研究所」 ISW (アイ・エス・ダヴュリュ 。インスティチュート・オブ・スタディ・オブ・ウォー )からの情報提供だ。

(ここにキンバリーの顔写真を貼る)



キンバリーの兄は、ワシントンのムーニーの大幹部で、第3次ネオコンに潜り込んでいる凶悪な高官のロバート・ケイガン(ケーガン)である。そして、その奥さんが、まさしくこの世に生きている悪魔女でビクトリア・ヌーランド(ニューランド)だ。

 今では、私、副島隆彦の本、その他で、知らぬ者はいない、最強のキチガイ女だ。今も米国務省のアンダー・セクレタリ―(国務次官)という、国務長官(ステイト・セクレタリー)に次ぐ権力者だ。

(ここにロバートと ヌーランドの顔写真を貼る)


ヌーランド


ロバート・ケーガン

 このケーガン一家が運営している、NGOの組織であるISW「戦争研究所」は、ワシントンのムーニー(統一教会)の非営利組織のふりをしながら、ペンタゴン(米国防総省)から、公然たる支援を受けている。米軍の軍事スパイ衛星を、管理している米宇宙軍(スペイス・フォース。今も空軍の一部でありながら、今や米第5軍)のサイバー通信情報部の、全面協力を受けている。

 そして、毎日、毎日、世界中に、その画像を垂れ流している この凶悪な「戦争研究所」からの公開情報を、そのまま鵜吞みにして、そのまま日本語に翻訳して、日本のメディア、テレビ各局、そして自衛隊関係者 および、ウクライナ戦争ウオッチャー たち(だから、この真・防衛チャンネルにチャンネル登録をしている15万人と、その倍ぐらい)が、毎日見ている。

 テレビに、この1年間、出まくりの、防衛研究所の 高橋杉雄も、・・・も、・・・も、 ・・・小泉悠(こいずみゆう)ちゃん(奥さんはロシア人)も、慶應大学の今や公然とムーニーである広瀬陽子(ひろせようこ)も、・・・筑波大学=ムーニー大学の、ミルからの目が飛んでいる、キチガイの中村逸郎も・・・


 みんな、みーんな、このISW「戦争研究所」からの公開の戦争報道の、米軍事スパイ衛星からの動画配信に頼って、偉そうにテレビで発言している。 

 ・・・・そろそろウクラナイナ軍が、押されて、ボロボロになって来ましたが、皆さん、お元気ですか。まだ強気で、「ウクライナ軍が勝つ。反攻を開始してロシア軍を国境線の外まで追い落とす」と、言い続けるのですか。 ・・・このことに関心のある国民が皆さんの顔を、じーとテレビの画面で見ていますよ。このテレビ政治報道番組を飽きずに見ている国民というのも、かなりおかしな人たちだ。

 大半の国民は、もう、あまりテレビのウクライナ戦争報道を見なくなっている。ただ、時々、ニューズ報道が有ると、不安そうに聞いている。民衆と言うのは、いつの時代も、こういうものだ。
 だから、皆さんも、たまには、この戦争報道の、今では、こんなに便利な、宇宙衛星からの画像を使った戦況(せんきょう)報告の、ユーチューブ を見て下さい。これが、今、私たちの世界で、毎日、起きていることだ。 実際に毎日800人ぐらいの兵士、軍人(下士官から上)が死んでいる。

 地球のほぼ反対側(ウクライナから8000キロぐらい離れている)私たちの日本の、今の平穏無事な平和な暮らしがある。それでも、やはり、ふわふわした奇妙な感じが、私たちの日常にも、どこかから伝わってきて付きまとう。 今、世界は戦争をしているのである。
そして、ますます、大きな戦争に繋(つな)がって行きそうなのである。

以上