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不安な夜には自分だけの覚悟を。

どうしようもなく不安な夜は誰もにやってくる。

どれだけ社会的な評価を得ていようが、側から見たら幸せそうであろうが、お金をたくさん稼いでいようが、同性からも異性からもモテていようが、特に理由もなく不安になることは誰もにあるもの。

だからこそ、「不安をどう打ち消すか」ではなく「不安とどう付き合っていくか」という感覚が僕たちには求められるのだと思う。

不安を打ち消す特効薬など存在しない。

それよりも「不安と一緒に歩いていく」的なアプローチの方が健全なわけで、そのためには自分なりの覚悟を持つことが効果的だ。

きっと不安で不安でたまらない時は、覚悟ができていないのだろう。

どれだけ向かい風が吹こうが、どれだけ荒波が押し寄せようが、どれだけ周囲を敵に囲まれようが、自分の正直な気持ちを大切にして前へと進んでいく覚悟。

それさえ持っていれば、きっと「不安かどうか」なんて大した問題ではない。

「覚悟」というのはおそらく人が有する無形物の中では「使命」や「大義」と同じようなスケールの概念で、その前では「不安」という自分本位の感情などちっぽけで無力なものだからだ。

小さい悩みはそれよりも大きな概念で包み込んであげる。

そうすれば小さな悩みごとは、より大きな概念を成し遂げる上でのちょっとしたスパイスになる。

覚悟には不安はつきもので、人が覚悟を持つ時、必ずと言っていいほど「不安を乗り越える(あるいは受け入れる)」的な描写が存在する。

不安は簡単に打ち消せるものではない。

僕もたまに意味もなく不安感に襲われることがある。
そういう時は必ず自分なりに腹を決めるようにしている。

何があろうが前に進むしかない。

そうすると「不安かどうか」なんて関係なくなるのだ。何があっても結局は前に進むしかない、自走するしかないのだから。

それはつまり、不安という感情の持つ未来への影響力がゼロになるということだ。

不安かどうかは関係ない。ただ自分は前へと進んでいく。

そういう考え方ができれば、不思議と心を覆っていたモヤはすっと消えてなくなっていく。

それでも不安が消えない夜は、仲間と会ってお酒でも飲んで美味しいものを食べたり、どっか景色のいい場所までドライブしたりすればいいんじゃないかな。

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