窪田望
小川 卓さんが語る「よっしゃ、やろか!ウェブ解析! ポイントは最初の1時間にあった!分析と改善案出しを効率良く行う方法」
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小川 卓さんが語る「よっしゃ、やろか!ウェブ解析! ポイントは最初の1時間にあった!分析と改善案出しを効率良く行う方法」

窪田望

講演内容

Googleアナリティクスなどの解析ツールの使い方を学んでも、いざ自社やお客さんのサイトを分析しようとすると、どこから手を付ければよいのか迷いませんか?そこで効率よく分析して改善案を出すために「分析前に行うべきこと」を紹介いたします。ワークも交えながら、皆さんのサイトやお客さんのサイト改善に役立つ具体的なメソッドを紹介いたします。

講師のプロフィール

株式会社HAPPY ANALYTICS代表取締役
ロンドン大学・早稲田大学大学院卒業。ウェブアナリストとしてマイクロソフト・ウェブマネー・リクルート・サイバーエージェント・アマゾンジャパンで勤務。2015年3月よりフリー。ウェブサイトのゴール・KPI設計、分析、改善を得意とする。ブログ「Real Analytics」を2008年より運営。全国各地で講演を累計250回以上開催。ウェブ解析士マスター。主な著書に『Google アナリティクス 分析・改善のすべてがわかる本』『Webサイト分析・改善の教科書』『ウェブ分析論』『ウェブ分析レポーティング講座』『漫画でわかるウェブ分析』『あなたのアクセスはいつも誰かに見られている」など。

みなさんが安心して分析に取り組める方法

一番不安を感じるときは、道筋が見えないときではないでしょうか。分析する前、が実は不安ではないでしょうか。

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これは何回やっていても思うことなんです。実は私もそうです。一方、最初の1時間が鍵ですね。道筋が見えると安心です。

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分析をする前にユーザーを知りましょう。

・ユーザーとしてサイトを利用する(15分)
・3Kシートを埋める(25分)
・ユーザーエクスプローラーを見る(20分)

合計で1時間です。最初にこれをやると安心して道筋が見えるようになります。

ユーザーとしてサイトを利用する(15分)

分析をする前、いきなりGAを見ないでください。権限もらった瞬間、ついつい見ちゃいますよね。なんとなく、いきなりオーディエンス見て、集客見て、オーガニックあたり見て・・・。それだけだとよくわからないですよね。

そこで、サイトを利用して感じたことを全てリアルタイムでメモしていってください。自分が感じたことをメモしていきましょう。得られた気づきを仮説として、他の人もそう思っているかを検証するのが大事です。

実際のメモ例

上のサイトで実際に行ったメモの例を見ていきましょう。

最初にメッセージが出てきたぞ。一応読んでおくか
...
ふむふむ
大体どういう事を行っているのかわかったぞ。具体的な内容を見てみたいな
NEWS
とか
CLOSE UP
とか出て来たけどメニューはどこだ?
ここちゃんと読まれているのかな、途中で離脱しているか、右上のメニュー使う感じ?
あ、これか。
WORKS
ってやつかな。
なんか名前がメニューっぽくないので変えたほうが良いのでは?
とりあえず社内勉強会・講演を見てみるか。うちの製作陣にも
アナリティクスのスキルが必要だからなぁ
https://happyanalytics.co.jp/business/seminar/
なんか色々やっていることはわかるが、お値段とかどれくらいだろう
ふむふむ2時間8万円か。あまり安くはないなぁ
どんな資料がとか、お客さんの感想とかもうちょっと情報が欲しいなぁ

これはGoogleドキュメントの音声入力機能とかを使ってもいいですね。

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3Kシートを埋める

仮説・検証・改善の3つのことを3Kシートと名付けています。仮説の際は、気になって確認したいことを埋めます。

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検証については検証したい内容を入れましょう。

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改善のところには、改善しないといけない施策ポイントをまとめます。

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実際の例がこちらです。

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これができると安心しますよね。このあと、何をGoogleアナリティクスで見るか、がわかるわけです。これを考えておけば、改善案を何個かは提示できるぞ、という気持ちになるわけです。

ユーザーエクスプローラーを見る

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ユーザーエクスプローラーはなんとなく見てもいけません。そこでセグメントしましょう。コンバージョンに至ったユーザーを分析しましょう。ウェブ解析ってほとんどがコンバージョンしていない人ばかり見ていますよね。

目標設定している場合は、コンバージョンに至った人のデータって一番大事ですよね。一番多いのは社内の人です。なので、そこは意味がないと考えた方がいいでしょう。オススメはいきなり2ページ目に行くです。1ページ目は外れ値的な人が多いので。

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これを数名見て気づきをメモしましょう。

そのユーザーのアクセスした時間などを確認しつつ、「全て展開」ボタンを押しましょう。この人の場合は、1つの物件を見ているだけではなく、複数物件を見ていますね。11/9に見ていた、とわかったら、曜日も確認します。「あー、土曜日か」、みたいなのがわかったりしますよね。

こういう風に調べながら、コンバージョンする人ってどんな人なんだろう、ってことをメモしていくんですね。迷って決断するユーザー・即決ユーザーなどを分類して考えていくのが大事です。

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コンバージョンの直前にFAQを見ている、とか、「コンバージョンのあとの動き」とかも大事です。コンバージョンしたあとで、ユーザーがどんな気持ちなのか、を推測できますよね。ECだと本当に届くのかなー、とかいろんな気持ちがありますよね。

分析をする前に何を分析するかを決めましょう。

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窪田望

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窪田望
ウェブ解析レポートをたった1分間で作るKOBITを運営してます。世界15カ国4500社に使われており、サイト制作会社・広告代理店・ウェブ解析士の売上アップ、顧客体験と従業員体験の向上に貢献しています。このnoteでは主に僕が参加した勉強会の書き起こしをしていきます!