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一般社団法人ウェブ解析士協会代表理事江尻 俊章さんの語る「よっしゃ、やろか!あしたのウェブ解析! あしたのウェブ解析2020」

プロフィール

一般社団法人ウェブ解析士協会代表理事。一部上場化学メーカー勤務後、2000年に中小企業向けのウェブ解析業務をおこなう株式会社環を創業、アクセス刑事、シビラなどのアクセス解析ソリューションとコンサルティングを17年行う。

2012年ウェブ解析士協会設立、地方中小企業の事業の成果につながる人材育成を目標としてウェブ解析士のカリキュラムと講師育成をおこなっている。2016年株式会社環を退社、情報価値研究所株式会社を設立、コンサルティングとウェブ解析の教育コンテンツの開発を行っている。2015年からはウェブ解析士のコンテンツを英語化、現在タイ、フィリピン、シンガポール、マレーシア、韓国でセミナーを開催している。主な著書に『繁盛するWebの秘訣「ウェブ解析入門」』、『ウェブ解析士 認定試験公式テキスト』など

ウェブ解析士協会は、アジア最大の資格提供団体になっています。プロとして安心して、提供できる知恵を提供していこうと思っています。

一人一つSDGsに基づくKPIを持とう

SDGsの達成をしておかないと、地球のことを守れないと言われています。

こちらをぜひご覧になってください。

有田町とコラボしたマーケティングゲーム

前回、有田町のゲームを作ります、という話をしました。11/13マーケティングゲームお披露目会をやりました。皿を割った宇宙人がいて、町長を半殺しにして、変装して2300万円の皿を販売する、というストーリーです。

ぜひ、こちらプレイしてください。宇宙から届いた焼き物Xというゲームです。

https://peraichi.com/landing_pages/view/aritanovelgames#section-10

先日インドに行ってきた

インドでは10才でCSSやC言語を学び、12才でPythonを学んでいるみたいです。その後、大学はIITに行き、最後はGoogleに行くという感じでした。EdTech Asia2019 In Singapore Japanというイベントで、経産省の方と登壇したんですが、「全員インターネットを学校で使えるようにする!」と言っているわけです。これインドだとびっくりされますよね。え、使ってないの、って話じゃないですか?

つまり、日本のテクノロジー教育は周回遅れになっています。非効率で変化がない日本、追いついて伸ばす分野でしょうか?どこで価値を出すべきでしょう。

さらに日本の高齢化・人口減少は凄まじいですね。市場は先細っています。しかし、閉じているシャッターの裏側にウェブを必要としている人がいる、と僕は思っています。

伝統工芸とかそういうものが海外から見たら、ものすごい面白いんです。世界は日本の田舎の体験を求めている、と言えます。何を海外の人は経験したいか、日本の田舎です。その時の体験をしたいんです。

ウェブは企業にとって船舶、航海技術のようなスキルだと思っています。ウェブ解析士がデジタルマーケティング支援をするのが大事です。

江尻さんよく世界にばっかりいって、と言われますが、むしろ僕たちは世界に行くハードルは下がっています。むしろどんどん行くべきなんです。これをやれば日本の中小企業は元気になると思うんです。

今後、仕事がウェブの制作・解析から体験の制作・解析に変わるはずなんです。

Experienceを制作・解析

そもそも発注する仕組みも変わってきています。アフターデジタルの時代は、ソリューションベンダーにまず相談がくるようになってきているんです。しかも、オープンソースで効率化していく時代になりました。

その効率化したことを元に、別の部分に時間を割くべきでしょう。今、世界で二番目に検索されているのはYouTubeです。アジアはソーシャルと動画がむしろ中心になっています。この2つをスキルに加えてください。

オープンソースのコミュニティに入ろう

いろんなサービスに入りましょう。例えば、moodle。ラーニングプラットフォームです。matomoもそうですね。これもオープンソース。Drupalもそうです。mauticは無料のマーケティングオートメーションツール。Odooという無料のCRMサービス。これらは中小企業に使ってあげましょう。

世界に飛び込んでいこう

まずはシンガポール・フィリピン・インドネシア・マレーシア。この4カ国でウェブ解析士協会は存在します。カンファレンスに参加しましょう。Global Venture Forum、SXSW、Pubcon、 WebSummitなどがあります。

英語は得意じゃなくてもいいんです。自分の可能性を広げてください。

外国のビジネスパートナーを見つけよう

金沢のインバウンド戦略、シンガポール人Tongが考える戦略はなんでsたでしょうか?かれの答えは「Samurai」でした。僕らがわからない世界の人の感覚というものがあるんですね。世界で売るということにチャレンジしましょう。

ラーメンにタジン鍋みたいなものを乗せているラーメン屋さんがあります。これ湯気が出るんです。これ、なんの意味もありません。

(会場爆笑)

でも、こういうのがウケたりしているんです。

ガラパコスのアドバンテージ

日本は世界でもトップランクに信頼されています。飛び出す勇気さえあればいいんです。日本は中国の次に参入が難しいですよね。

さて、今回、主催の稲葉さん。素晴らしい会をありがとうございました。

江尻さんのTwitterはこちら


サポートされた費用は、また別のカンファレンス参加費などに当てようと思います。