_SFC-LT_学生の3分間を1万円で買い取る奨学金を作ります_-_CAMPFIRE__キャンプファイヤー_

【SFC-LT WEEK3&4 活動報告】「お前のお茶会の価値はいくらなんだ?」

こんにちは。NPO法人湘南藤沢Projectsの宮元です。

みなさま、お茶会バブルってご存知でしょうか?最初は500円だった「私とお茶する権利」の価格が、「神の見えざる手」の機能不全によって、どんどん値段がつり上がっていく。今日はそんな、お話です。きっと神様は今、腱鞘炎なんでしょう。

※この記事は現在、クラウドファンディング実施中の「【SFC-LT】学生の3分間を1万円で買い取る奨学金を作ります」の活動報告のために書いている記事になります。WEEK4のリザルトとは少しづれるのですが、執筆時点で86人の方から目標金額50万円のうち54%にあたる271,003円を集めています。

【SFC-LT】学生の3分間を1万円で買い取る奨学金を作ります_-_CAMPFIRE__キャンプファイヤー_

・先週の記事=> 【SFC-LT WEEK2 活動報告】お茶会をはじめます!
・クラファンページ=>【SFC-LT】学生の3分間を1万円で買い取る奨学金を作ります

前回までのあらすじ

「【SFC-LT】学生の3分間を1万円で買い取る奨学金を作ります」と銘打ったクラウドファンディング、インパクトのありすぎるタイトルのせいでCampfireからの流入がほとんど支援につながらない状況に陥りました。しかし、WEEK1では多くの学友が支援をしてくださったおかげで、順調なスタートダッシュを切れ、その勢いは、お礼の返信対応で、ほぼ飲まず食わずで3日間、Twitterからはなれられないほど!(いつもどうりか……)
WEEK2ではその勢いは教員卒業生の方々にも波及していき、クラファン自体は盛況な中、将来像が見えていない私。壁一面のホワイトボードと三日三晩のにらめっこをした末、「お茶会をはじめよう!」そう思い立って、アポイントを取りはじめるのでした。

Day 16(2/3) 節分

その日、私の記憶に残っているのは、お昼に近所のスーパーで数ある種類の恵方巻の中から1つを選びきることができず、お得3種盛り(これはざんまいのメニュー)的な恵方巻セットを買った挙げ句、最後の一本に苦手なキノコが入っていて萎えた思い出のみ。そこから1日の全てが台無しになって、何もしていない気がしています。(本当は打ち消し線でところですが、noteにその機能が無いので、この事実を否定できない…)

Day 17(2/4) やっぱり記憶がない

お酒を飲んでいたわけではありません。ただ、前日と同じく何をしていたのか覚えていないんです。たぶん、ここからはじまるお茶会のアポイントをとったり、前回の無駄に長いだけで目的のわからない活動報告を書いていたんじゃないでしょうか?今となってはこの2日間は歴史の闇の中です。記事を書いている身ですみませんが、過去は振り返らず、進捗があったと信じて前に進みましょう。

PS: Twitterの裏垢を見てみたら、この日は「学問のすゝめ」を読んだり、SFCファイナルプレゼンのタイムスケジュールを作ったりしてたようです。

Day 18(2/5) First ヒアリング

この日はクラファンで「【学生限定】代表とお茶するプラン」を購入してくれた後輩のもとやくんとお茶会。美容院に行ってきた帰りらしく、随分と印象が変わっていていました。なんでこのプロジェクトを後輩が支援してくれるのかでしたが、「迷ったけど、このプロジェクトへの支援が自分のさらに後輩への支援につながるから」と言われて、想像の斜め上の答えに驚かされました。私の想像力が乏しいだけかもしれませんが……

帰ったら、追加の支援をされていてハピラキ!

Day 19(2/6) のんたん as a Service

進路で悩んでいた私は、何を血迷ったのか、同期の天才的なエンジニア(?)にそそのかされて、自分の月64時間分のリソースをシェアするオンラインサロンを作っていました。作ったそばから彼に2時間分のリソースを買いたたかれ、Twitter上で2時間のライブ配信をすることに……(ちなみに、そのオンラインサロンは検索に引っかからないようになっているので、知りたい方は頑張って探してください。)

ちなみに、その日の夜はPaymeの後藤さん「チキン南蛮をおごってやる」とそそのかされて、3月7日1Dayインターンに応募しました。ご一緒する方々は対戦よろしくおねがいしますm(_ _)m

Day 20(2/7) お茶会が5000円!ハピラキ!

就活が一歩前進したと安心していたら、今度はクラファンの風向きが変わり始めます。そう、なんと何者かによって、「代表とお茶する権利」が上乗せ支援で5,000円にて購入されるたのです…最初は500円からスタートしたこのお茶会チケット、いまや10倍の価格で買われる事態……

しかし、これは、これからはじまる"お茶会バブル"の序章に過ぎなかった。

Day 21(2/8)  「ボクと社会契約して支援者にならないかい?」

サブタイトルは適当なので気にしないでほしいのですが、実は私は大学では、インターネットの研究室に入って社会契約(法の最低レイヤーみたいなこと)の研究()をしているという、ほとんど誰からも理解されないことをしています。正直、自分でも何をやっているのかよくわかっていません。なので、この日はたまには知識のインプットをしようと、一橋大学塩野谷 祐一さん「ロールズの社会契約論の構造」を読んでいました。ジョン・ロールズ「正義論」の中での社会契約の解釈を構造的に分析しています。正直な話、ロールズの正義論は分厚すぎて読む気にならないので、興味がある方はこちらを読むことをおすすめします。

Day 22(2/9)  はじめてハイボール酒場に友達といった日

この日はSFC nowを作った土肥さんの招待でシェアハウス「いえいえ」に遊びに行ってきました。他のSFC OBの方にもお会いでき、土肥さんから最近、WakWork Studioに出入りしているSFC OBの星さんとつないで頂きました。WakWork Studioというのは湘南台のサイゼリアの隣に突如、出現した、ガラス張りの空間になります。今の所、木の椅子と木の机しかありません。

貼り付けた画像_2020_02_19_19_41

そのあとは「いえいえ」では「天真会」という一見、宗教団体みたいな名前の中華料理を食べる会があったのですが、別件があったので手作りの春巻きを後に泣く泣く大船銀だこ・ハイボール酒場へ移動。クラファンを支援してくれたSFC 15いとおちゃんさんとお茶してきました。春巻きは残念でしたが、ハイボールはうまい!ヒアリングに付き合ってもらっていました!

Day 23(2/10) Webテスト0点

就活・クラファン・研究、この3つを同時並行でこなさなければならない私。上手く全てをこなすためには、相乗効果を利用するしかない!!そう思い立って、この日は「Webテスト実況」というグレーゾーンなライブ配信をしていました。エンジニア選考ウェブテスト(プログラミングテスト)だったのですが、いつもどおりお酒でも飲みながらの配信で余裕だと思っていたら、全くもって爆死しました。3問ある問題のうち最初の1問からとき終わらないという自体が発生し、一気に青ざめ、それから70分間、無言でWebテストに挑む私が写っているだけの配信事故となりました。視聴者がいたのが奇跡です。

Day 24(2/11) お茶会が15000円!academist!

Day 24、Webテストで爆死してメンタルがお祈りになった私が、一気にメンタルリセットされる出来事が起きました。まさかの学術系クラウドファンディングを運営するacademist柴藤さんが、誰が買うのか半信半疑だった「お茶会チケット(15,000円)」を購入してくださったのです!!正気かよ!!!?

柴藤さんも含め、多くの「エンジェル投資家オフ会」で知り合った方々がこのプロジェクトを支援してくださいました。2/23(日)に懇親会があるそうですので、ささやかながらここで宣伝させて頂きます。

Day 25(2/12) POTETOの速度感

こちらもまた、「エンジェル投資家オフ会」で知り合ったangelbankの渡辺さんの紹介ですが、支援してくださったPOTETO帆士さんとお会いしておりました。偶然にも私と同じ系統の指定難病患者で、思想や考え方が似ていて、すごくシンパシーを感じていました(笑)
病気でもたまにはいいことありますね。

そして、なんと帆士さん、ヒアリングしているそばから目の前で、クラファンに追加の支援を入れてくださり、そのあとオフィスまで連れて行かれ、気づいたらPOTETOの代表の古井さん野田さんに支援されていました。私よりプロジェクトの説明が上手い帆士さん会って5分も経ってない人間のプロジェクトに支援してくださるPOTETOの方々、速度感に圧倒されて立ち尽くしていました……

この日の夜は、情報産業三田会にお邪魔してピッチをさせて頂きました。WEEK2の反省を生かして、プレゼンの内容を「奨学金」ベースに変えた結果、今までよりも伝わった感がありました。ヒアリングに時間を使っていた事も功を奏して、よりリアルに現状の問題と解決策を伝えられたように思います。

Day 26(2/13) お茶会が20,000円!!50%達成!!

そして、翌朝(昼)、目を覚ますと恐ろしいことが……
なんと「代表とお茶する権利」を上乗せ支援20,000円で購入した人が現れたのです…この流れだと、昨日の情報産業三田会の影響かと思うかもしれませんが、そういうわけではなく、SFCの4年生(休学中?)の方でした。どうやら、私が以前、Twitterに上げていた研究レポートを見て、支援してくださったようです…(驚)
特殊なアプローチの研究なのに、物好きな方もいるものですね…

これで、達成率が一気に4%上がって、50%を超えました!!Day 26、もうすぐクラファンも折り返し地点というときの出来事です!!そして、このご報告を情報産業三田会の方々がFacebookでシェアしてくださり、前日の飲み会で隣に座っていた株式会社ひまじん相川さんが支援をしてくださいました!!

Day 27(2/14) 2次の"つながり"

この流れはTwitterの方でも少し広まって、エンジェル投資家オフ会に参加していたひろぽんさんや、面識はありませんがたぶんSFCのみかんさんからも支援を頂きました。

そしてこの日は、支援してくださったSFC看護1期生の坪田さんとお茶してきました。創世紀の慶應SFCの話が聞け、やはりキャンパスの改革は学生がやらないと行けないような気がしてきました。

Day 17に読んだ「学問のすゝめ」にも官庁からでなく民間から改革を起こせと書いてあった気がしますが、今は大学は、昔の官庁のようなものだと思います。社会の変化が加速する以上、より柔軟に仕組みを変えられる仕組みを作る必要があると思います。

Day 28(2/15) 疲れた

正直、ここ2週間、湘南台を出ることが多く、虚弱体質の私は体力的に限界が来ていました。そこで、この日は支援してくれたReadHubモチ高くんと湘南台の寅屋でお茶することに…ヒアリングに付き合ってもらいました!

湘南台の寅屋はホルモンが美味しいのでおすすめです。

Day 29(2/16) わくわくWakWork

WEEK4最終日は、Day 22土肥さんから紹介された星さんWakWork studioでお会いしました!WakWork studioを「ラジオスタジオのような空間にできれば」というアイディアを聞いて、Day 19のから断続的に続いていたライブ配信が面白いカタチで利用できるのではないかと思ってプロトタイピング中です。湘南台で聞いてる人が凸って来て参加できるようなオンラインとオフラインが混じった空間をつくりつつ、SFC−LTの関係者の方々同士が上手くつながれる場を作れればと思います。

WEEK3&4の振り返り

お茶会バブル
まさか、500円から始まった「代表とお茶する権利」20,000円の値がつく程に高騰するとは!!?なんとなく、映画『マネー・ショート』で、怒れる投資家マーク・バウムリーマンショックの黒幕とも言える人物に、「お前の価値はいくらなんだ?」と言われたシーンを思い出してしまいました。今回のタイトルはそれを文字ってつけました(笑)

画像3

映画『マネー・ショート』より

4年間の大学生活の集大成
WEEK1,2では、大学生活でこれまで関わってきた人たちからの"つながり"で支援が広まって行くのを実感しましたが、WEEK3,4では、研究ビジコンなど、過去の自分の活動からの広まりを感じることが多かったように感じます。これまでやっていたことや、新しく始めたことが上手く絡んで、このプロジェクトに活かせればと思います。

1対多から多対多の関係性へ
WEEK3,4はヒアリングやお茶会を消化するためにひたすら動き回っていましたが、その中でここからSFC-LTをスケールさせるためには私とSFC-LTに関わった人たちの関係性を少しづつ変えていくことが必要だと指摘を受けました。現状としては「私とみんな」1対多の関係性なのですが、これを上手く多対多の関係性に持っていかないと、私個人の限界を超えられないだろうという話です。

貼り付けた画像_2020_02_20_18_51

現状、考えている施策としてはTwitterのライブ配信であったり、Studio WakWorkというオフラインの場をつかったりして、上手く私と繋がっている人同士が交流できる場をつくって行ければと考えています。

WEEK5の動き

お茶会と記事を書くのに、私の時間の大部分を使ってしまって、他のタスクを進められていないのが現状です。なので、ここからクラファン終了までの間、少しお茶会と記事配信のペースを落としていき、最終日に予定されているSFCファイナルプレゼンの準備に本腰を入れていきます。あとは、上手いカタチで、お茶会をしながら、SFC-LTの関係性多対多の関係性に移行できるような仕組みづくりを模索します。また、WOW KANAGAWAの最終発表がWEEK5にあるので、神奈川県知事賞をとって県知事へのプレゼン権が得られるよう、プレゼンもブラッシュアップしていきましょう!!

ちなみになんですが、お茶会チケットまだまだ用意されておりますので、よろしければ!笑





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?