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カンムリビギニング構築 瞬間2位 最終77位

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パーティ完成まで
当初は氷弱点が環境に多いことからトリルミミッキュと壁レジエレキからブリザポスで全抜きを狙う以下の構築からスタート。
ブリザポス/ミミッキュ/レジエレキ/マンムー/アーマーガア/ドラパルト

仲間大会に参加してみたところ、ミミッキュの性能を活かせないことやアーマーガアやミロカロスという物理受けで受かってしまうこと、地面枠として採用したかったマンムーとブリザポスの技範囲が被ってしまうことから断念。2度目の仲間大会の構築は以下の通り。
サンダー/テラキオン/ドラパルト/マンムー/ピクシー/カビゴン

サンダーとテラキオンの火力を押し付ける構築に変更しある程度の感触を得るが、ピクシーは数値が足りず、カビゴンは役割が不明瞭と感じたためこの2体を最強ポケモンのミミッキュと物理受けのアーマーガアに変更して完成。

個別ポケモン説明

・サンダー 静電気 臆病CS  いのちのたま
10万ボルト/暴風/熱風/羽休め


電気枠。
ガブリアスやメタグロスなど物理アタッカーとして有用なポケモンが多いルールであり、それらを受けポケモンとしてアーマーガア、ミロカロスが幅をきかせる環境になるためそれらを突破するための特殊電気ポケモンは必須と考えた。
レジエレキも優秀だが電気技の以外の火力が低く、地面枠の後出しに対応できないためサンダーを選択。

バンギラスを鬼のように呼び、回復が追いつく場面も少なかったため羽休めはボルトチェンジかとんぼ返りにした方が良かったかと思う。

ミラーが発生しやすいため最速しかないと思っていたがアッキのみを持たせた物理受けに怪電波を入れて詰ませるような型もおり、一考の余地はあった。

・マンムー 厚い脂肪 陽気AS きあいのタスキ
地震/つららばり/ステルスロック/こおりのつぶて

地面枠。
ガブリアスと2択だったがサンダーや氷4倍ドラゴンへのストッパーになりやすいマンムーが優先と判断。ただしガブリアスと違い岩技が等倍なためケアが必要になる。
ステルスロックは撒ければ強いものの初手マンムーは警戒されやすく、なかなか余裕がなかった。

当初はよりサンダーに厚いAD突撃チョッキ型を使う予定だったがダイジェットは2回耐えられないためタスキで採用。耐久に振ってマンムー対面でも強引にダイマックスして突破してこようとするサンダーもおり、その場合はつららばり4回以上当てないと止められないが自覚のある偉いポケモンだった。

・ドラパルト すりぬけ 臆病CS こだわりメガネ
シャドーボール/流星群/大文字/とんぼ返り

特殊アタッカーその2。
ノーマルはカビゴンぐらいしかいないためシャドーボールの一貫ができやすい。ラプラスやオーロンゲ、レジエレキなどで壁展開をしてくるパーティの対策としても優秀。

元々は鬼火たたりめ型での採用を検討していたが、特殊アタッカーが2体しかいない中でドラパルトをサポート寄りにするとサンダーを出さざるを得なくなる場面が増えることと鬼火打ちたい相手がマンムーやガブリアスであり、外すと即負けになることから直前にメガネアタッカーに変更。
最速にしたためドラパルトミラーでは強気に突っ張りたかったが予想以上に最速やタスキが多く、逆に崩されることもあった。引くと強気に壁を貼られてしまうこともあり難しい対面。

・テラキオン 正義の心 陽気AS  こだわりハチマキ
インファイト/ロックブラスト/アイアンヘッド/にどげり

物理アタッカーその2。
飛行・氷タイプが強力なルールのため岩技が刺さっており、格闘技も考慮すると受けるのは難しい。最強ポケモンミミッキュをロックブラストで倒せる可能性もある。

にどげりはタスキマンムーをかなりの高乱数で貫通できるため何戦か初手で数的有利を取ることができた。
サンダーやドラパルトが呼ぶバンギラスに合わせて出すことが出来ればダイナックルから全抜きすることも可能。
ダイロックやダイスチルで耐久を上げつつ器用に戦うこともでき、かなり活躍した。

・アーマーガア ミラーアーマー 腕白HB オボンのみ
アイアンヘッド/ボディプレス/鉄壁/羽休め

物理受け枠。
サンダーを呼ぶことは目に見えていたためとんぼ返りを入れたかったが、アイアンヘッドを切るとミミッキュへの打点が無くなるため断念。

序盤こそ物理偏重パーティが多く鉄壁を積んで降参させることもあったが、あまりにもサンダー相手に出来ることがなくレートが上がるにつれて選出率が下がっていった。
オボンのみはブリザポスへの交換出しを安定させるために持たせたが、あまりブリザポスが多くなかったことも読み間違いだった。

・ミミッキュ 化けの皮 陽気AS イバンのみ
ゴーストダイブ/みがわり/こらえる/のろい

このルールの最強ポケモン。
特性を無視できるポケモンがクリムガンしかいないため基本的には必ず行動できる。
命の珠が余っていないため純粋なアタッカーとしての運用は難しいと思っていたところ、イバンのみ型の存在を知り直前にパーティに採用。

積み技を持つポケモンを呪いで誤魔化したりダイマックスターンを確実に切らして呪いで退場したり予想通りの最強ポケモンだった。
ゲームでのミミッキュはあまりにもストッパー性能が高く、顔を見たくなくなってくるためカード勢のミミッキュ推しにはランクマッチをしないことをおすすめする。

結果振り返り
正解だったと思うのはテラキオン。ステルスロックや挑発の型もあるため高火力を押し付けるのはやや意表をつけ、サンダーが呼ぶバンギラス、マンムーにも強く有利に展開できることが多かった。
イバンミミッキュも直前の採用だったがダイマックスターンを簡単に枯らすことができ、こちらだけダイマックスを有効に使うことができる場面を作ってくれた。

失敗だったのはアーマーガア。サンダーを呼ぶがこちらに安定して後出しできるポケモンがおらず、対ミミッキュを切ってでもとんぼがえりがあった方が良かったと思う。物理受けはミロカロスとほぼ2択だったが、同じサンダーを呼ぶにしても凍える風ですばやさを下げたり熱湯である程度ダメージを稼げるミロカロスの方が良かったと思う。

最速と連続技が多いため運も必要な構築だが全体的にはこちらが有利になったケースの方が多かったかと思う。
それでもこの順位だったため、さらに上位に行くためには自分の選出・相手の選出予想を含めたプレイングの向上が必要と感じた。

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