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おしゃれで繋がる

国際貢献とか国際協力とかに関わる事をやっている。
ルワンダと日本で一枚の布(ルワンダでは6ヤード、5.5メートルという単位で布が売られています)をはんぶんこして、日本の人が自分のための服を仕立てたら残り半分で主にルワンダのスラムに住む女性に服を仕立てるチャンスを提供しています。一般的な価格の10分の1の値段でドレスを仕立てるチャンスを提供しています。

なんでチャンスなのか。

チャリティで配ってないのは、貧困、可哀想って彼女たちにも自分でチャンスを掴む力がない人って決めつけたくないから。

魚をあげるより、魚の釣り方を経験して、自信に繋げていくことが、きっと未来をより良くする方につながると考えているから。


そして、日本の人たちにルワンダの布を使った服を提供しているのは、カラフルで個性的な柄の服が私が日常にときめきと生命力を運んでくれるものになるから、その人の日常がよりhappyになるきっかけを提供出来るって想いからスタートしている。

私は自分自身が暗黒期だった時に、女に生まれてマジで損してると思っていたときに遡る。
結婚して子供を産んだら仕事はやめるべき。
子育てと家事を完璧にやるべき。
仕事続けたとしても基本は女性がやるべき。
近くに助けてくれる祖父母いなかったら、フルタイムの仕事続けるのは諦めなきゃいけない。
なのに、離婚したら、全責任は女性が引き受けるもの。
みたいな呪縛の中に私がいたんだよね。

はーーーー????
女性ばっかり無理ゲー押し付けられすぎじゃね?
男にばっかり都合良くないか?
と、社会に怒り、そこにどうにか我慢してきた女性たちの「私たちだって我慢してきたんだから」の呪いに怒り、軽く燃え尽きた。


少子化はもうどうしようもないな。
となると、国力低下もしょーがないな。
なんて未来の希望のない国なんだ。
って、思った。
上の子生まれたちょい後くらいが、保育園落ちたママのブログで、「日本しね」がバズったくらい。
フルタイムの仕事があっても、仕事したくても、仕事しなくちゃなのに保育園決まらなくてどーしょーもない葛藤がシンプルに言葉になってて、わかるぜ!同志。って思ってた。

とはいえ、私の周りにはジェンダー関係なく、子育てもしながら、フルタイムの仕事をがっつりこなしている友人もたくさんいて、それが出来てない自分は本当に頑張れてない残念な人がなんだと悲観することもあった。頑張りたいし、子どもも健やかな大人になるべく育てたいし、でも!!!!どーしよーもない!!!わたしには自分の能力やスキルを軸に考えた仕事のステップを考える選択肢がもう無くなったんだと思ってた。


その時に、母親が社会に絶望しながら子育てするってめっちゃ毒っ気強すぎないか?と考える私もいた。


子育て=社会の未来を育てるもの、でもあると思ってて、勉強しなさい!!!っていうのも、人生を楽しむためのスキルを身につけるためのものだと思ってるのに、人生楽しくない人に勉強しなさいって言われる子どもってまじ修行モードでしかないやん?

あれ?母親世代のこうあるべきより、娘世代にこうなってほしい!を体現する生き方目指した方がいいやん!って、視点を切り替えた。

だから、Dress for Twoをスタートさせた。
日本の女性ももっとhappyになれるのびしろたくさんだし、ルワンダの貧困の人たちものびしろたくさん。

みんなでhappyをわかちあえれば、世界はもっとよくなる。のびしろ沢山!!!

生きてたら心が折れそうになる時も、
希望も感じれない時だってあると思うんだけど、
おしゃれする!でhappyになって、
しかも!その喜びは地球の裏側の誰かともシェアしてるって、よりパワフルだと思うんだよね。
誰かの働く喜びで作られたアイテムで、私のhappyが生まれて、しかも、そのhappyはだれかの喜びに繋がってる。

世界って優しいはず、優しいものであってほしい。

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