5月11日 "there are always ignorant people"

つまらないと思うことが多い。

いわゆる芸能人と呼ばれるひとたちが少し政治に関わる発言をしただけでいちいちそれがニュースになり炎上し、挙句発言撤回や謝罪までする羽目になるなんて。馬鹿げてる。問題は、批判が発言の内容ではなく「政治にまつわる発言そのもの」に向けられているという点だ。心底下らないというかはっきり言って狂ってる。すごくつまらない気持ち。

専門学校に通っていた頃、あれは何のときだったか、確か卒業を間近に控えたわたしたちにエミー(綴りを忘れてしまった)という可愛らしい女の先生が "There are always ignorant people." と言ったことをすごくよく覚えている。ignorantというのは無知で無共用で無作法なひとのことで、つまり前述のようなナンセンスな発言をしたり差別偏見を持ったひとたちとかまぁつまり浅はかで愚かなひとたちのことを指す言葉だ。

その当時わたしはたぶん18だったと思うから、ignorant peopleの存在をなんとなくうっすら感じはじめていたくらいの頃だっただろうか。あぁそうか、わかり合えないひとというのはどこにでもいるのか、やっぱりそうなのか、という小さな衝撃を受け、そしてアメリカの大学に行ったら自分もその事実を目の当たりにするのかもしれないという小さな不安を覚えると同時に心構えを、したのだった。

無知は恐ろしい、本当に。

無関心はもっと恐ろしい。

#SaveOurVoice 、ちょっと滞っていたけど更新されました。モグラさんと話をしてとても元気が出た。みんな強い。かっこいい。

#SaveOurLife の記者会見のアーカイブも公開になりました。長いけど、いろんな立場のいろんなひとの声が集まっています。わたしもたくさん気付かされたし考えさせられた。たくさんのひとにみてほしいです。

夜の散歩が本当に気持ちいい季節になった。道を歩いていると新緑の香りがあちこちからするのだった。

早く遠くに行きたい。


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