10月19日

最近朝ベッドから出るのが本当にしんどい。元々寝起きは悪くなかったはずなのに。夜遅くにせっせと糖質を摂取しているからだと安易に想像はつくけれど、でも果たして本当にそれだけなのか。だけどそれ以上考えることには意味がない。

津野さんが亡くなって、みんなざわざわしている。当たり前だ。弟も赤い公園は好きでよく聴いていたらしく、きのう少しその話をした。ツイッターでいろんな言葉を見た。どれも何も間違いだとも何だとも思わない。

ただ、生きることは苦しくて辛いことだから、死ぬほど苦しい辛いと思っているひとに生きて、死なないで、なんてわたしには言えないよ、と思った。死ぬほど苦しいのに生き続けることと、その苦しみから解放されること、本人にしかわからないその選択の重さを、周りがそんな簡単にとやかく言えることなんだろうか。

菅波さんがいなくなってしまって、わたしはとても悲しくて、あぁ心に穴が開くというのはこういうことか、と思って、ずっととても落ち込んでいる。だけど、自分(たち)を守るための選択をしてくれたことを本当によかったなと思っていて、それが本当に大きな救い。またそのうち元気に会えたらいいけれど、もし会えなくても、生きてさえいてくれればそれでいいと、思う。

あなたがいてくれて嬉しい。あなたがいないと寂しい、悲しい。

わたしに言えるのはそれだけだなと思った。

来月、長野と富山に歌いにいけることになった。とても楽しみな反面、いまは歌うことがちょっと怖くて、歌って感情がちゃんと外に出たときちゃんと歌を歌えるかわからないと思うから、だから不安もある。でもやりたいともう返事をしてしまった。ライブまでに感情を一度ちゃんと出し切れるだけ出し切って、整理してから行かなくちゃいけない。さよこさんに会いに行けることをしばらくの希望にして日々を生きる。

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