11月16日

きのうはやたら早くベッドに入ったので今朝は7時くらいには起きられるかなと思ったけれど、目が覚めて時計をみたら8時半を回っていた。寝過ぎた。

きのうは結局あのすぐあとにスーパーでおはぎを買って食べ、そうしたら変なスイッチが入ったのか夜になってさらに大福とおまんじゅうをひとつずつ食べてすっかりしっかり気分が悪くなった。すぐに調子に乗る。

そうして予感していた通り今朝になったらWi-Fiは何事もなかったかのようにすいすい動いており。あれってなんなの。混線なの。週末だったしなぁ、だけどそうだったらその上での対策方法を教えて欲しかったのだけど、とか考えていたらピンポンが鳴って代替え機が届いたのだった。いまある方を返送しなくてはいけなく面倒。いやそんなのは別に大した手間ではないけれど。なんだかなぁとかぶつぶつ考えながらきのうの大層深刻な様子のお姉さんのことをうっすら考えた。

そういうわけでネットが繋がったので朝からひと仕事をし。きのうのパスタの残りを温めてサラダと一緒にもしゃもしゃ食べた。最近朝と夜しか家にいなかったので久しぶりに家でごはんらしいごはんを食べた。果物は日々食べているけれど生野菜を久しぶりに食べた。あたたかいごはんも。明日はやっと休みだから家でのんびりしゃきしゃき仕事をする。わたしみたいな人間には休みというものがない。いいとか悪いとか嫌だとか好きとかでなく、ただそういう人生というだけ。

Adrianne Lenkarのアルバムが出ることは知っていたけど日付を把握しておらず、とっくにリリースされていた。歌っているのインストのと2枚組、とか言ってインストはたったの2曲なのか、と思っていれば1曲ずつがとても長く、すみませんと思った。今朝はその2曲をずっとかけていた。わたしは彼女の歌ももちろんだけど、ギターがとても好きだ。当たり前にめちゃくちゃ上手いのだが、「いい」なぁと思う。すごくいいなぁと思う。なんていうか天使みたいな人だと思う。会ったことも話したことももちろんないけれど。

きのうはTurntable Filmsの新譜を聴きながらインタビューを読んだ。狭間の世代、売れなかった世代、と書かれていた。元々京都のバンドだし、わたしはシーンのこととかあまりよく知らないのだけど、読んでいたらなるほどそうなのかもしれないそうなのだなと思った。真摯に音楽に向き合っているひとたちがみんな報われるわけではないとわかっているけれど、真摯に音楽に向き合っているひとたちがみんな報われますように、と思った。

今日は夜素敵なひとたちと会うことになった。こういうとき別に名前を書いても良いのだろうけど、なんとなく遠慮してしまう。だけど過ぎたあとなら名前を書いてもいいような気がする。変なの。

今日もいい天気だな。家の前の川沿いの道にはチリのような小さな虫が大量に発生していた。夏場はこれは虫がすごいのかもしれない。橋を渡っていると一羽の白い鳥が優雅にふわーっと舞っており、かもめが飛んだの歌が頭を流れたけれどよく見るとそれはまったくかもめではなく恐らく白鳥的な類のなにかで、だけどもっとよく見ると喉仏のあたりが真四角に大きく隆起しており、そんな白鳥いるのだろうか。Googleで白鳥、喉、四角、とか検索すればわかるのかな、と考えた。脚は長かった。