10月12日

今日も朝からものすごく食べた。まだはち切れそう。でも今日はいい。きのうが誕生日だったから。朝からケーキの残りと母が雑色の美味しいたい焼き屋さんで買ってきたたい焼きと、姉が少し前に北海道から送ってくれたイクラを少し、ごはんに乗せて。お米というものをとても久しぶりに食べた。

春のような陽気なので春っぽいワンピースにした。気持ちがいい（気持ちは悪いけど、食べ過ぎで）。

姉が連れてきた男の子はいままでのどのひと（もちろん姉の、という意味）とも違うタイプで、なんていうかひどく落ち着いていて目が澄んでいて優しい喋り方をする仙人のようなひとだった。出掛けに5分ほど会話をしただけだけど、わたしの音楽のことなど興味を持って聞いてくれ（彼はDJらしい）ゆっくり音楽の話もできたらいい。

今日は早めに家を出て観葉植物やキッチン周りのあれこれなどをみにいくつかお店を周るのもいいなと思っていたけど、姉となんとなくだらだら話しながら課題の続きにようやく手をつけやり始めたらあっという間に昼なのだった。

なんだかいろいろとても面倒くさい。なんていうか全部馬鹿馬鹿しいしどうでもいい。全部、というのがなにを指すのかもわからないけどなんかそういうような気持ち。姉が帰ってくるのは憂鬱でもあったけど、日々に変化があると気が紛れるしなんかいろいろ誤魔化されていい。そう思うと引っ越してひとりになったあとはひたすらに単調な日々が続くはずだからそんなことを思うと少し怖い。

でも来月はギターを持って少しあちこち行けることになりそう。久しぶりの希望。そう、希望を持って生きなくてはいけない。もうすっかり秋だというのに手の甲を蚊に刺された。かゆい。そしてとにかく胃が気持ち悪い。