7月12日

身体は自分のもの、というか自分自身のくせにその仕組みも状態も自分ではちっともわからなくて増してコントロールなんてまったくできなくて

そのことをいつもずっと不思議にそして不満に思っている。

そんなこと言ったら心なんてもっとそうだけど。

体の状態、とかそれに限らず場所とか季節とか言葉とか匂いとか、そういうあらゆる記憶と紐づいて引き出される記憶というのがあり、それらは大概わたしをかなしいもしくは憂鬱な気持ちにさせるのだった。

ただただ穏やかに平和に暮らしたいだけなのに、と思ったところで「本当に?」と声がした。

本当に??

久しぶりにひっきーを聴いていた。歌詞が本当によく出来ている。すごい。

すごい、と心から思う作品に触れたとき自分がじゃぁ作る意味なんて果たしてあるのだろうかという気持ちになる。

意味なんてあるのか。

アルバムのことを考える。とても広くて深い真夜中のプールのど真ん中に丸腰でどぼんと落とされたような感じ。光はないけどでもなんか綺麗な感じ、泡とか、肌とか。

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