加藤希「ラジオ」始めました#3

一週間は ああっというま

毎週生放送がある、ということは一週間に一回生放送があるということで、その放送に合わせて 加藤希「ラジオ」始めました#2 などに書いた準備をルーティンで続けていくことになる、ということを、この速すぎる一週間の経過で改めて知りました。そして

できるのか?
という不安はあれど、

できるでしょ、ぜんぜん、まったく、もんだいない、だって楽しいから
と行き着く。シンプル思考である自分に感謝です。

箇条書きベターについて

加藤希「ラジオ」始めました#1 に、ラジオ放送の台本には話すことを文章ではなく箇条書きに書いた方が良いと思ったことを綴っており、今回はそれについて解説しようと思っています。

第1回目の放送後に、加藤希「ラジオ」始めました#1を書き、
その中では

ここで肝心なのは、
箇条書きで
というところ。
第1回目の放送では文章で書いていて、ある程度(正確に読まずとも内容があっていればOK)その文章を読んでいけば持ち時間を余らせたり、言葉に詰まったりしないだろう、と考えたのです。
が、
その方法は、ラジオ番組をやる上で、ご法度だったかもなーと今では思っています。この辺りはまた別で書きたいと思います。

と綴っています。

そして、
加藤希「ラジオ」始めました#2では

また、ラジオで一人でパーソナリティをしていると、マイクの先には誰もいません。これって、舞台やステージで歌っている時とは大違い。お客様の反応が見えない、感じられないのはなんて怖いんだろうと第1回目の放送の時に感じました。
でも、ラジオは、パーソナリティの人柄を存分に発揮するメディア、聞いてくれている方を想像してその方に話しかけるように、対話をするように進めていくんだなと思いました。今日はそのことを意識したら、とっても喋りやすかった!
あぁ見えないお客様(リスナー)に感謝、感謝感謝です!

と書いています。

この2つの文章は繋がっています。

沈黙は事故になる

ラジオの生放送で気をつけることは、「放送事故」

これは全く音がない状態が数秒(時間の長さについては諸説あるらしい)ほど続くとそれは放送事故になり、それはそれは大変なことになるのだそう。過去に放送事故を起こしてしまったパーソナリティは番組を降りざるを得ないこともあったとかなかったとか。
一番避けるべきことは「放送事故」
これがラジオ生放送を始めることになった時に、プロデューサーから伝えられた
一番印象深かった言葉です。

なので

絶対に言葉に詰まっちゃいけない=台本を詳しく書こう、そうすれば話す言葉が出てこなくなるということがない!
という発想で、
文章で台本を書いて第1回目の放送に臨んだのです。

もちろん、文章を棒読みじゃ面白くないので、丸読みではなく、その場の臨場感が出るような言葉に変えて話させていただきました(つもり)、が、

第1回目の放送を終えた後、なんだかやりきれないような気持ちが残ったのです。

マイクの先には誰もいない

スタジオ内でパーソナリティが話すマイクの先には、当然ですが誰もいません。ツインパーソナリティであれば相方が目の前にいるのでしょうけど、私の場合は一人で、隣には機材を操作しながら見守るプロデューサーがいます。

普段、歌のライブ、コンサートなどはお客様が見えます。目の前にいるので、存在が感じられて、当然、私の歌はお客様とその空間を満たすために歌われます。

ラジオの場合、
満たすべき相手が見えません。ですが、耳を傾けてくれている方がいるはず。
私は、第1回目の放送の時には、原稿と目の前のマイクの先の宙を交互に見つめながら話していました。
なんだか
原稿だけ見ながら喋るのってなんか違う、と思ったから。
明確な理由はわかりません。ただ、歌い手として、歌うときに楽譜だけ見ながら歌うなんてことありえない。その感覚だったのかと思います。

ラジオのスタジオで
仮にお客様が目の前にいて、原稿とお客様を交互に見つめながら話してるパーソナリティって、、、。
これってどうかな? と自分に問うと

私の感覚では、「ナシ」でした。(多分舞台上の表現者感覚なんだろな、ラジオなんだから切り替えればいいのに、、、、ともう一人の私が言ってる、、、。)

なぜかって、
自分以外の誰かから依頼された文章をラジオで伝えるのなら
原稿を見ながら読み上げることは当然ですが、
自分のネタを自分の言葉で話すのに、原稿とお客様を五分五分で交互に見つめながら伝えるなんて、なんだか格好悪い。
本当に、その表現(文章の内容)を伝えきれるのか?!と思ってしまったのです。

時間の調整が効かない

文章の台本を読むことを基本としていると、伝えるべきポイントが全体に散っているので、時間の調整がやりづらいです。
思いのほか時間が足りない、という状況の時に、原稿の途中を読んでいたら、伝えるべきポイントを先に伝えたいと思っても現時点が何かの説明中ですぐに次のトピックに移れなかったり、逆に時間が余った時に、文章を読み終えた台本を前に、新しいネタを出そうと、初心者パーソナリティの私は若干パニクることは目に見えてます。(実際そうでした、1回目の放送では)

時間、については
ラジオ生放送を経験して初めてわかりましたが、しゃべっていると、(慣れないと)時間の感覚を取りにくいと思いました。でもラジオは結構時間に追われるメディア。生放送は特にシビアだったりもしますので時間の感覚は体でつかんでいきたいですね。

だから文章じゃなくて箇条書きで台本を書きます

箇条書きにしてポイントだけ押さえて
話す内容を頭に入れながら、目の前のマイクの先のリスナーのみなさんに話しかけること、を意識する。

伝えるポイントは自分の言葉で、その場のリアルな感情で伝え、目の前の宙ではなくてマイクの向こうのリスナーの方に話しかけ、その場の空間が満たされるように願いながら声を届ける。
そんなことを努めていきたいなぁと思います。

長かった解説

読んでくださり、どうもありがとうございます。

明日も コマラジ  アフタヌーンナビ  水曜日 14時から15時は加藤希が担当します。お耳が空いていましたら聴いてね💖


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