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Q.「肌の奥まで浸透する」の「奥」はいったいどこ?

こんにちは。

のぞみはりきゅう院、はりきゅう師の栢森結希(かやもりゆうき)です。


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化粧品のCMなどで見聞きする「肌の奥まで浸透する」の「奥」とはいったいどこのことか皆さん考えたことはありますか?


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答えは「角質層」


「角質層まで浸透してプルプルのお肌に」などの宣伝文句もおなじみなので、ご存知のかたも多いと思います。

※化粧品の管理をおこなっている「薬事法」という法律でも、化粧品が角質層よりも奥まで浸透するという広告は禁止されています。


ただ、ここで考えてほしいのがこの角質層がどのくらい「奥」あるかという点。

じつは、わたしたちの肌のいちばん表層にあるのが、この角質層(=角質とも呼ばれます)です。


肌の構造


わたしたちの肌(皮膚)は、表皮と真皮からなりたっています。

肌の仕組みはこちら🔽


肌の表面(表皮)は、外側から順に「角質層」「顆粒層」「有棘層」「基底層」の4層から構成されています。

いちばん外側にある角質層は、基底層が絶えず分裂をくりかえすことで押し上げられた『死んだ細胞』から作られています。

少しショッキングな表現かもしれませんが、イメージ図をご覧いただいてもわかるように角質層以外の表皮には細胞核の点が見えますが、角質層にあありません。

細胞が生きていないので、血液中から栄養が補給されることもないのです。


死んだ細胞をうるおわせる?


角質層はいちばん外側にあるので、見た目の美しさを左右します。

しかし、角質層はそもそもしばらくすれば垢となって剥がれる運命です。

多くの人がこの死んだ細胞の表面をうるおわせるために、高い化粧水を使っている、ということになるわけですが、果たして意味があるのでしょうか?

出典:落合博子『美容常識の9割はウソ』


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はりきゅう師 栢森結希

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