Q.鍼灸で使う鍼はどんなもの?
こんにちは。
のぞみはりきゅう院、はりきゅう師の栢森結希(かやもりゆうき)です。
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本日は前回に引き続き美容鍼について患者様からよく聞かれる質問にお答えします。
前回の記事はこちら🔽
本日の質問は、
実際に使う鍼ってどんなのもの?
こちらについてご説明していきます^^
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日本の鍼『管鍼法』
日本では『管鍼法』といい、鍼を鍼よりやや短い管に入れ、わずかに出た部分を叩打することにより刺入をする方法が一般的です。
出典:公益社団法人 東洋療法学校協会編集「はりきゅう理論」
人は痛みよりも触られたという『触覚』の方が先に脳へ届くので、この管を使うことにより鍼が刺入された痛みをより軽減することができます。
鍼の太さ
鍼と聞くと、どうしても注射針を想像されると思います。
しかし、注射針は体内から血液を取り出したり、体内に薬を入れるために中が空洞になっています。
一方鍼灸の鍼は体内への出し入れは行わないため、空洞はありません。
そのため注射針と比べると格段に細いです。
数値での比較
当院で使用する鍼灸の鍼の太さは0.10mm〜0.24mmです。
施術をする場所や患者様の体型により使い分けます。
一方、一般的に採血などで使用される注射針は21Gまたは22Gのため、太さは0.71mmまたは0.81mmです。
一番細い鍼と比べると約7倍の太さです。
また、一般的な髪の毛の太さは0.08mmと言われており、一番細い鍼ですと髪の毛ほどの太さといえます。
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注射針より格段に細いとはいえど、やはり『ハリ』と聞くと恐怖を感じると思います。
当院では鍼が初めての方も多くいらっしゃいますので、施術前にしっかりと説明をしてから施術をしていますので、少しでも不安なことがあればなんでもご相談ください^^
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のぞみはりきゅう院では患者様やコメント欄での質問を大募集しています。
LINE@やinstagramでも受け付けていますので、お気軽に連絡ください^^
はりきゅう師 栢森結希
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