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10年後の自分

        

私は10年後、「地元を盛り上げるような広告クリエーター」になっていたい。

きっかけは、高校生の時に駅構内で見かけた京王高尾線のPRポスターだった。初めて見た時、思わず立ち止まって見ていたのを覚えている。高尾山周辺の美しい景色の写真に、短い言葉が並べられていた。そのコピーが何とも言えない感覚で心躍り、感動した。私は初めて、広告というものに心奪われた。

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私の地元は、東京都のちょうど中心に位置する府中市でそこで生まれ育った。小学1年生からお囃子を習い、府中の一大イベントのくらやみ祭りも毎年参加し地域に関われた事は非常に良い経験になった。自分が暮らす街をさらに盛り上げたい気持ちがあり、広告という手段で地元に貢献したいと考えるようになった。

うまくいけば、10年後、29歳の私は大学卒業後、希望していた広告会社に就職し仕事もだんだん任されるようになる頃だろう。もしかしたら、結婚し子供もいるかもしれないが、本業とは別に、個人的に府中市の活性化に注力したい。

 夢をかなえるために、以下の3つのことをクリアしなければならないと考える。

1.広告についてしっかり学ぶこと

商学部に属しているが、広告についてさらに詳しく学んでみたいと考えている。そこで私は、広告学・宣伝学を学びにアメリカへ留学に挑戦したい。自分にとって厳しい環境下で、自分よりも能力が高い人と接し、成長し視野を広げたい。

2.地域が抱える問題を理解し解決する方法を身につけること

山梨県の丹波山という村のご協力の下、丹波山にある資材等を使って実際に私たち学生が商品開発を二年かけて行うという授業プログラムに私は参加している。そこで、地域ならではの課題等色んな視点を持てるようになりたい。学生だからこその良いチャンスなので、全力で挑戦したい。

3.旺盛な好奇心をもって常に勉強をする姿勢があること

高校2年生の時に、父を亡くし金銭的問題にも直面した。そこで、幅広い知識を持った自立した女性になりたいと強く思った。貧しくても、上を目指していくことが自分の可能性を広げる。だから今、FPの資格に挑戦している。私は自分が無知だなと思うし、学べることに喜びを感じる。どんなことにも関心をもっていることは、広告を作る人間には必要な要素だと思う。

 これが実行できていたら、かっこいい自分に10年後会えるはずだ。社会に出ることは、学生時代とは、全く違う厳しい世界だろう。10年後、私が、色んな人に囲まれ揉まれながらも、決して埋もれず、あの時一枚のポスターを見て感動したように、小さなことにも喜びを感じる人間でありたい。高い目標を掲げるのが私の生き方、いつまでも変わらず私は私のまま人生を歩んでいきたい。

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