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社会人、初めてのお給料を貰う。

2022年4月1日。期待と不安を胸に迎えた入社式。
私が決めた会社は「電気工事の施工管理をする会社」だ。
新入社員は10人。
仲間はみんな男の子だけど、これから同期みんなで協力して頑張っていこうと思った。

入社式での社長からのお言葉は「今まで培ってきた信頼を守り、更なる信用を積み重ねること」と「コミュニケーションを積極的にとり、仲間を作ること」であった。
100年以上の歴史があるこの会社が抱える期待を超えられるような人材になりたいと思う。

入社式後は、会社の内容の話とか、どんなことをしているのかとかを社長、副社長、部長などからお伺いした。
実際の会社で活躍していた方たちから詳しくどんなことをしているかとか、どんなことを心掛けているのか、色々な話が聞けて面白かった。
これから本当に自分もこの会社で働くんだという実感が湧いた。

そこから健康診断をしたり、マナー研修をしたり、技能講習を受けたりと会社が私たちにお金をかけてくれていることばかりで、まだ何もできない自分が不甲斐ない。
今は、毎日毎日会議室で社員の方が私たちに付きっ切りで教えてくれている。

その方は、将来莫大な利益で返してね~と言ってくれた。
確かに、そのために会社は今、たくさん勉強させてくれている。
そして25日、初めてのお給料を貰った。

会社に私はまだ何も貢献していない。
新社会人なんてものは、そんなものなのかもしれない。
それでも勉強させてくれて、お給料も出してくれる会社に感謝したいと思う。
今の私に対する会社の期待はどれくらいなのかわからないが、それを軽々と超えられるような人材でありたい。

ちなみに、配属される部では、私が初の女性新入社員である。
前例がないからこそ、私の出来ることが沢山あると思う。
今は根拠のない「頑張ります」が、自信をもって「頑張ります」といえるように努力していこうと思う。