鳴尾浜球場に行ってきました

 阪神タイガース二軍のホーム、鳴尾浜球場に行ってきました。ちょっと久しぶりの見学です。
 朝6時過ぎに家を出て、自転車キコキコこいで着いたのは8時半頃。いつもより少し早い時間に着いたのに、既にいつも以上の行列でした。そしてもう、すでにじりじり焦げそうに暑い……。

 9時から10時半までが阪神の練習、10時半から12時までがアウェイチームの練習、で、グラウンド整備して12時半から試合開始、というのが大まかなスケジュールのようで、私の目当てはもっぱら練習なので、9時入場が必須。
 何となく定位置っぽくなったお気に入りの席の一つに座れたので、早速、見学開始。今回は位置的に打撃練習の見学がメインになりました(。反対側に座ると捕手練習が見られる。こちらも楽しい)。

 練習着は、例の縞々ユニフォームでなく黒一色に背番号のみが書かれたシャツです。番号もお名前も知らずに拝見している私がいつもの方式でぼんやりグラウンドを見ていると、背番号3の選手がやたらに目に付く。一軍の大山悠輔選手が二軍に来ておられるのは知っていましたから、3番が大山選手?と誰かに訊きたいけれど、ちょっと傍に訊けそうな人がいない。キョロキョロしていたら斜め前の観客さんがいそいそ3番のユニフォームを着出したので、その背中ですかさず確認。大山選手でした。
 あっちで守備練習、こっちで打撃練習とメニューに従って場所を変えられても、やっぱり3番に目が行く。一軍選手でうまいから目が行くのかな?と考えてみるけど、正直私はまだ野球の上手い下手がよく分かっていない。というかそれも含めての勉強中なので、あんまり目利きに自信はない。
 だから目が行く理由を考えると、練習の問題意識というか目的意識みたいなものが他の人より明確だから目立つのか? ヤル気がある人のヤル気が見える、的な?なんて思ってみたり。でも他の人の目的意識が高いか低いかなんてそれこそ私にはわかりませんから、結局、目が行く理由はわからず仕舞い。まあ、何ででも良いですが。

 整体屋的には、大山選手の右太もも、大腿四頭筋の内の中間広筋が気になって仕方ありませんでした。私的に〈そこに施術したい〉ポイントと言いますか。なんかうまく動いていない。だから左足の動きが思うようにいかない。
 大腿四頭筋は、膝のお皿の下側から太もも・骨盤に向かって4方向に枝分かれしたような筋肉です。その枝分かれの内でいちばん目立つ〈有名〉な筋肉はと言えば、表側にあって長さも長い大腿直筋かと思います。中間広筋はちょうどその下側というか奥側にあって、短くて地味……というのが私の印象なのですが、なんであんな筋肉が気になるんだ、私。というか、どういうケガをしたらあの筋肉を傷められるのだ? ボールが太ももに当たったとして、ボール直撃の衝撃より骨との圧迫・挫滅が強ければ、そして直撃の瞬間に腰を逃がしたおかげで大腿直筋にかかる衝撃は和らげられたとしたら、中間広筋の損傷のほうが目立つことになるか……他人様の足をぼんやり見ながら、ぶつぶつ考える私。あんまり行儀はよろしくない。……うん。とりあえず帰ったら復習しよう、中間広筋。

 肝腎の試合は、私の母が大山選手の大ファンなので、入場券を譲って試合前に交代、私はそのまま帰宅しました。
 その母によると、大山選手はきれいなヒットを1本打っておられたとのことで、えらく喜んでいました。ありがたいことです。

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