今日はちょっと息苦しい感じ(入院約90日目日記)~社会保険の不平等を思う~
朝早くから起きていたこともあるが、今日はちょっと落ち着かず、息苦しい感じがする。そういえば、ぼくはJRグループ健康保険組合の被保険者なので、一部負担還元金という付加給付が得られて嵩張りがちな入院に大変心強いのだが、人は所属する健康保険組合(或いは国保・共済)によって、こんなにも給付の多寡に差があるのかと思ってしまう。金銭的な負担は事業主と折半しないだけ国保の方が重く、それでいて一部負担還元金や傷病手当金の制度が原則としてない国保は不利だなぁと思う。ぼくはお金には比較的恵まれている方なので、個室を用意してもらってなんとかやっているが(正直、他人と同部屋だと空調から音まで争いが絶えなさそうである)、相部屋の人は大変だよなぁとか思っている。話を元に戻すと、協会けんぽの人や国保の人は絶対損してる、でもそれは正当な競争の元に生まれた差だからしょうがない?、まぁ自分は協会けんぽや国保ではなく(ではなくどころか)一流の健保だから安心していられる?といったところだ。
話を変えると、ぼくは元々国(行政)の職員で、共済組合に所属していた。その際、双極性障害で障害共済年金2級を受給する権利を得、精神障害者保健福祉手帳2級をおまけとして得ることが出来たが、すぐに厚生と共済が統合され、障害共済年金は障害厚生年金2級となって、当時年収7,000,000円程度だったのだが、働いているからという理由で給付停止となった(※なお、この障害年金については、不支給はおかしいということで、審査請求をしてはねられ、再審査請求をしてはねられ、地裁に訴訟提起し和解で100%受給することが出来ている)
これも共済年金や厚生年金は2階建てだが、国民年金は1階部分しかなくて不公平に感じる。高校時代に統合失調症を発症した妹はずっと障害国民年金2級だが、額が不十分だと感じる。
社会保険の違い、護ってくれる組織の違い、まるで現代の身分制みたいだ。ぼくは恵まれている側なので大きく声を上げることはしないものの、こうした現状は打破してしかるべきだと思っている。
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