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東京日記18「定点観察」


白と黒の鳥たちが、川に現れるようになったので書きます。

2024.2.13

ここ何週間か、毎日川を渡っている。大きな橋。
朝いつものように通りかかると、白い鳥と黒い鳥がたくさんいた。30羽くらいはいそうだった。
これは春の訪れを知らせる鳥なのか。
うちの近くにも渡り鳥がやってきた。なんという鳥なんだろう。サギみたいな細さ。名前を知りたい。

毎日土手を通る。橋を渡る。川を見る。空を見る。
それだけで本当に嬉しくて、楽しい。日が伸びたこともわかる。今日は雲が多いこととか、山がはっきり見えることとか。日々違うからすごい。今まで訪れた場所でトップ5に入るくらい好きな場所に毎日行けること。それはやっぱり、とんでもないインパクトをわたしの生活に与える。
この川を通って通勤できる場所で働きたい。朝晩ここを通りたい。と思うようになった。それができたら、それだけで相当嬉しい毎日だと思う。

ある人との会話から。
わたしは仲間が欲しいのだとわかった。同じことをやってるとかじゃなくて、お互いの興味あること、気づいたこと、見て感じたことを思いっきり話せる仲間。一緒にやれることがあれば、一緒にやるし、別々に動くこともできる仲間。

編むということ、まだ自由度が低い。こうやりたいというあやふやなイメージをまだ表現できるに達しない技術。

ここ最近、棚からぼたもちデーが2回あった。
たまたまその日会いに行こうと思っていた人と同じ映画館で同じ映画を見ていた。そのあとランチに行った。日頃ランチタイムにゆったり会える人じゃないので、これぞたなぼた。
2回目は、その場の流れに沿って、少しジャンプみたいなことをしたら、とてもいい景色ととてもいい古着を見つけた。深夜から朝方。
made inネパール、ジャマイカ、イタリアを手に入れた。100円、300円で買えた。中国製が1番高かくて2500円。未開拓のジャンルにも手を出した。深夜の無人古着屋で5着。
朝帰って夕方に起きて、ビニール袋に入ったその服たちを見て、おかしかった。確実にわたしが持ってきたものなんだけど、どこからか、ストンと落ちてきたようにそこに佇んでいた。

服はスタイリング次第と思っている。
でも、どうにもこうにも救えないものもある。上着の襟と袖口にある、黒と白の3本線。これはもう、どうにもこうにも無理だった。ごめんよ。

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