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東京日記2「遠すぎてたどり着けない」


日記ってなんでその日のうちに書かなければいけないかっていうと
なんてったって毎日いろんなことが起きるわけで
一日さぼって翌日に書こうってわけにもいかない。
だって翌日には翌日の出来事がたっくさんあるんだから。

というわけでたくさんあった数週間の出来事をすっとばして、今日の日付で日記を書きます。

2023.11.6
ガザからの攻撃がはじまってちょうど1か月が経とうとしている。
状況は悲惨。終わらない。
友だちは元気かはともかく、生きている。

連休は玉川上水を歩いた。開渠部分(水の流れが見えているところ)を30㎞。2日間にわけて母と歩いた。
1日目歩いた終点部分に2日目の朝戻って再スタート。玉川上水に掛かっている橋一つ一つと写真を撮った。はじめに橋を撮ったが最後、橋に出会うたびに記念撮影。このおかげで時間がかかったし、歩くペースが乱された。
企画っぽくルールを決めてちょっとしたことをゲーム感覚で楽しむのがわたしの家族流。
小さいころは家族で1日かけてモノレール全駅下車&記念撮影をしたり、関東の道の駅のスタンプを集めたりしていた。漢検を家族全員で受けたこともあった(父だけ落ちた)。他にもあったような気がしたけれど今はぱっと思いつかない。
とにかくすぐそうやってゲームっぽくして、目標を定めたがる。
その影響からなのか、わたしもなにかしらの企画を立てようとしてしまう。30代突入の今年、友だちと”歩け歩け30歳”と題して1日で30㎞歩こうとしたりした(雨天延期中、今回の玉川上水1日15㎞を歩くだけで結構きつかったので距離設定の見直しが必要かもしれない)。突拍子もないし、目標設定を高くしすぎてしまうことがあって却下されることも多々ある。実際計画を立てたその日が一番楽しくて、実行段階に入ると最初の情熱が冷めてしまうこともよくある。
あれもして、これもしてってイメージだけはどんどん膨らんでいくんだよなあ。だが現実に落とし込む努力と計画力が圧倒的に足りない。
文章にして書き起こしてみると、ただのできないやつだなと思うし、こいつ面白いなとも思える。

今現在進行中の企画が一つ。友だちとピアノでの連弾だ。
最初はヴィオラとピアノのデュオをする話だったのが最終的にはピアノの連弾。
友だちから、ヴィオラを習っているという話を聞いた。偶然にもわたしは数日前からピアノの練習を少ししていたので、一緒に一つの曲を完成させようと持ちかけた。ピアノとヴィオラ。
さっそく楽譜を見に楽器屋さんに行く。するとそこには、くるみ割り人形の連弾の楽譜がある。お話に合わせて14曲もの楽譜が。もしふたりで弾けたらとっても楽しそう。友だちはピアノも弾けるとのことだったので、ピアノの連弾をすることに決まった。まずは一曲決めて、それぞれ練習することに。
家に帰ってさっそく練習をはじめると、案外上手に弾くことができた。こうなるともう想像が膨らみ、止まらなくなる。クリスマスのお話である、くるみ割り人形を今年のクリスマスまでに完成させることができたら。しかも、わたしたちのピアノに人形劇がついたら子どもや大人に楽しんでもらえるものになるかもしれない。まだ一つの曲も完成させていない段階にも関わらず想像は膨らむ。そもそも、わたしのピアノレベルは、とっても簡単な曲を両手で弾けるくらい(バイエル下巻くらい)。楽譜を読むことにも時間がかかる。自信をもって弾けます!と言えるレベルでは決してない。でも止まらない、広がる想像。我ながらすごいよなと思う。
いろいろしてみたいことを書いたけど、まずはふたりで合わせて楽しむということをしたいですね。コツコツ続ける。コツコツ・・・

今日は早起きに成功して、母の洗濯物を手伝い、一緒にラジオ体操をすることができた。これから朝の体操に母を巻き込む。

午後は、こちらの3か所を巡ってみようと思う。
・maito design works 染織にまつわるプロダクトを作っているところ
・結わえる 酵素玄米のお店
・minaperhonen elava
minaの生活にまつわる商品を幅広く置いているところ。デンマークとスウェーデンとフィンランドに行ってから、北欧に流れるどこかホッとする空気感に親しみを感じている。

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