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31歳、未経験から管理職に。レイヤーが変わるたびに広がる世界で変容した価値観 〈iYell株式会社〉

「私が頑張る」から「みんなを輝かせる」へ。大きな分岐点だったキャリアアップ

前職は派遣社員として、自動車メーカーのショールームスタッフだった土橋さん。不動産や住宅ローンに関する知識はなく、全くの未経験でiYellに転職した。現在、インサイドセールスグループのグループ長として、メンバーのマネジメントを行っている。入社から4年半。管理職となり、視座が変わって自己成長を感じているという。「今まで、こんなに人と深く関わることはありませんでした。難しいこともありますが、やりがいを感じています。iYellに入社してよかった」と断言する彼女が、どのようにキャリアを積んできたのか。その軌跡をたどる。

「面接が心地よかったから」。他社とは違うiYellの魅力を感じて入社を決意

派遣会社の契約が切れるタイミングで上京して転職活動を始めた土橋さん。たまたま紹介されたiYellは、「面接の練習になるだろう」という軽い気持ちでエントリーした。ところが面接を重ねるうちに、その魅力に惹かれていったという。これまでのキャリアなど面接のために用意した一般的な答えは全く必要なく、どんな生き方をしたいか?何を大切にしているか?など、夢や価値観についての質問が主だったという。

「他社と比べて、面接が明らかに違っていました。転職理由や今までやってきた経験について聞かれることはなく、私個人を知ろうとする質問ばかりで。すごく不思議でした(笑)。でも、私自身のことを深く知ろうとしてくれていることが嬉しかった。」

“何をするかより、誰とするか”を重視するiYellの一貫した想いや姿勢に惹かれて入社を決意したのだ。

チャレンジが好き。目の前のチャンスをつかむことで実現したキャリアアップ

入社後は営業部に所属。3年間キャリアを積んだところで社内の組織変更により、営業部がインサイドセールスグループとフィールドセールスグループに分かれた。インサイドセールスグループは、お客様に電話をかけてアポイントをとったり、アポイントにつなげるために見込み客の育成やセミナー開催などを行う。アポイントがとれたら、フィールドセールスグループがその後の商談と契約を行っていく。

一つの部署で行っていた業務をそれぞれが分担することでより専門性を高めたいという、経営と現場が話し合った結果の組織変更だった。土橋さんは、最終的にインサイドセールスグループを希望し、そのタイミングで副グループ長に就任した。

「新しいことにチャレンジするのが好きなんです。マネジメントにも挑戦したくて、ぜひやりたいと手を挙げました。」

副グループ長の仕事は、マネジメントを行うグループ長の補佐、メンバーの相談窓口、数字の管理や分析などだ。この時点で、いずれグループ長としてマネジメントを担当したいという気持ちもあったと明かしてくれた。

そんな土橋さんに大きな転機が訪れたのは約1年後。グループ長にならないか?と声がかかった。

難しさとやりがい。新米グループ長として手探りで進める中で変わった意識。

やりたかったマネジメントの仕事。経験がないため、手探りの日々だ。分からないことや大変だと思うことはあるが、とてもやりがいを感じているという。

「グループ長にならなかったら、こんなに人と深く関わることはありませんでした。どうやったら一人ひとりの想いや悩みを紐解いていけるだろうと、いつも考えています。」

インサイドセールスグループのメンバーは、お客様から冷たい対応をされることもある。辛いだけの仕事にならないように心がけていることが2つあるという。
1つ目は、ヒアリング。リラックスしたところに本音があると考え、月に一度の1on1だけでなく、ランチや飲み会、普段の雑談などでのやりとりも大切にしているそう。

2つ目は、お客様に対して価値のある情報を提供しているというマインドのすり合わせだ。

「私たちが提供する『いえーる ダンドリ』には使っていただく方々にメリットがあるという自信があるので、全体ミーティングではメンバーと意識共有をしてモチベーションを維持できるようにしています。」

そんな土橋さんの奮闘が成果として現れ始めている。2023年の1月、2月と連続で目標数字を達成したのだ。

「顔の見えない相手と話を深めていくにはストレスもあると思うんです。立ち上がって1年半。施策も多い部署で目まぐるしい日々を送っている中、メンバーが最後まで走り切ってくれたおかげ。みんなの頑張りの結果なのでなおさら嬉しかったです。」

iYellに恩返ししたい。大切にされているからこそ生まれる気持ち

入社から4年半。メンバーから副グループ長、グループ長とレイヤーが変わったことで、見る視点や意識が変わり、一段階成長できた実感がわく。

「入社した当初は自分が軸で、主語は『私』でした。私がチームのためにできることは?個人目標を達成するためには?と、いつも自分軸で考えていました。」

今は、相手がどう思うか?が軸になったという。管理職にキャリアアップしたことで、自身の在り方が変わった。数字もチームの数字として捉えるようになり、目標を達成するためにメンバーにどう動いてもらうか?一人ひとりが活躍できるにはどうしたらいいか?という視点で常に考えている。

「iYellには新しいことにチャレンジできる環境があります。未経験であっても自分で考えて進めることができるし、困ったら頼れるメンバー同士の信頼関係があります。会社に大切にしてもらっているからこそ、私もメンバーを大切にしようと思えるんです。」

環境が人を育てるというが、土橋さんはまさにそのモデルケースだ。
会社の想いを体現するために日々勉強を重ねて頑張りたい、応援してもらえる環境の中で成長しながら恩返ししていきたいという言葉からは、土橋さんのiYellへの愛があふれていた。

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