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ラーメン二郎行脚~二郎との出会い〜

ラーメンに関するnoteだけはふざけると決めているため、
ノリやテンションが嫌いな人は悪しからず。

私には夢があります。

それは、全国の二郎ラーメンを食べること。

始まりの地三田二郎

友人から、「いつからラーメンが好きなの?」と聞かれたことがある。

親友同士に何がきっかけで親友になったの?と聞くくらいナンセンスな質問だ。

答えは「わからない」。
親友とは自然とウマが合い、互いに自然と惹かれて仲良くなるのと同じように、

スタンド使いがスタンド使いと惹かれ合うのと同じように、私と二郎は出会ったような気がする(しない)。

ジョジョの奇妙な冒険 第四部 荒木飛呂彦

二郎との出会い

初めて二郎と出会ったのは、意外にも高校生の時だ。

私の高校は、三鷹と吉祥寺の間にあった。
勘が良いジロリアンなら気づいただろう。
そう、ひばりヶ丘二郎が近いのだ。
※以後ひばじと略す。

二郎ランキングでもトップランカーのひばじのお膝元にいながら、
二郎にハマっていなかったのである。

ラーメン二郎ひばりケ丘店

のちにひばじには足繁く通うこととなるのだが、人生で初めて食べた二郎は「ラーメン大」だった。

忘れもしないあの日、私は午後のバスケ部の練習前に同級生と飯を食おうと話していた。
同級生は二郎ラーメンが好きで、私からしたら「はぁ」といった感じでそのラーメンが何か全然わかっていなかった。

絶対美味いからと誘われ、三鷹駅近くにあるラーメン大に連れていかれた。

きったないラーメン屋だったが、ラーメン屋なんてそんなもんだろうと、普通に入って醤油ラーメンを注文した。

同級生が言うにはコールというものがあるらしい、そして初めて来店する人は「全マシマシ」が一番良いとアドバイスをくれた。
今思うと本当に友達想いの友人で殺意しかわかない。

もちろん素直な私は、「ニンニク入れますか?」と聞かれた時に「全マシマシでお願いします!」と言い切り、出てきたラーメンに絶望した。

イメージ図(これよりも盛られてた)

360度どこから見ても家畜の餌にしか見えない餌が出てきた。
ふと思い浮かんだのは、千と千尋で両親が大量の食べ物を食べながら豚になるシーン。

そこからの記憶はあまりなく、気がついた時にはバスケでアップした瞬間に吐いてた。

もう二度と二郎ラーメンなるものは食べんと固く誓った日である。

あの日見た青空を僕は忘れない

二郎に恋した理由


しかしだ、今では無茶苦茶に二郎が好きだ。
二郎がない、日本以外の国の人に哀れみの目を向けるくらいには二郎が好きな自負がある。

そんな二郎の好きなところはシンプルである。

味と量。

これにつきる。

どんぶりの中に入れている白い粉に依存作用がないか本気で疑うくらい、何度でも食いたくなるあの味。
そして、どんな時でも胃を八切れさせてくれるあの量。

唯一無二とは二朗のためにある言葉ではないかと思われる。

本当は二郎の歴史や食べた方が良いと思う理由、伝説のジロリアンなど沢山話したいことは沢山あるのだが、それはまた別の記事で話そうと思う。

二郎という生き方


全国の二郎ラーメンを食う。

そして、インスパイアも行き尽くす。

人に与えられた時間は有限だ。

早く実行しなければラーメンの麺が伸びてふにゃふにゃになるように、自分の気力もふにゃふにゃになってしまう。

量も人生もマシマシで生きていこう。

二郎食ってきます。

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