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のざわの小説

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のざわが投稿した娯楽系小説(主に短編)、そして振り返り記事をまとめました。逆噴射小説大賞などに参加しております。遅筆のため稀にしか投稿しておりません。
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#逆噴射小説大賞

2023年に投稿した創作系記事を振り返る

◯ はじめに 「逆噴射小説大賞2023」の振り返り等  12月21日、「逆噴射小説大賞2023」の…

のざわあらし
5か月前
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「逆噴射小説大賞2023」 ライナーノーツ 後編(迦陵頻伽)

⚫︎爽快感を求めて  「前編」で述べた1本目「青き憤怒 赤き慈悲」の投稿後、すぐに2本目…

のざわあらし
6か月前
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「逆噴射小説大賞2023」 ライナーノーツ 前編(青き憤怒)

⚫︎はじめに  「逆噴射小説大賞2023」。娯楽小説の冒頭800文字を競う奇祭に、俺は以下の2…

のざわあらし
7か月前
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「迦陵頻伽(かりょうびんが)の仔は西へ」

 身の丈七尺の大柄。左肩の上には塵避けの外套を纏った少女。入唐後の二年半で良嗣が集めた衆…

のざわあらし
7か月前
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「青き憤怒 赤き慈悲」

 柔い背に刺棒を挿れる度、琉の華奢な身体は悶え、施術台を微かに揺らす。  額の汗を拭い、…

のざわあらし
7か月前
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逆噴射小説大賞2022 結果発表と今後の抱負

 先日、“娯楽小説の冒頭800字のみ”によるコンテスト「逆噴射小説大賞2022」の最終結果が発…

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小説を書きました 【逆噴射小説大賞2022 ライナーノーツ 後編】

 今回は「逆噴射小説大賞2022」二本目の投稿作品:「不殺生共同戦線」について語ります。このコンテストの詳細や一本目については以下の記事をご覧下さい。  前回記事が相当な長文になり「自作について語りすぎるのもマズイかな…」とも感じたのですが、作品語りというよりも振り返り日記=思考プロセスの記録として受け取って頂ければ幸いです。 ・二作目を執筆するにあたって  一作目の投稿作品「DISARM」は、おかげさまで様々な方に好意的な感想を頂けた。とはいえ、前作と同じことを繰り返し

小説を書きました 【逆噴射小説大賞2022 ライナーノーツ 前編】

・はじめに  毎年恒例の“冒頭800字まで”の娯楽(パルプ)小説コンテスト:逆噴射小説大賞…

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「不殺生共同戦線」

剃り上げられた丸い頭。橙色の衣。小脇には鈍色の鉢。 僧侶達が列を成して托鉢へ歩み出す、朝6…

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「DISARM」

蛇口が吐き出す水音で、便所の外の喧騒が消えた。 右の掌に染み付いた脂を落とし、顔の汗を洗…

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