図らずも上手くいってしまう日がある

表題のとおり、基本的にノープランで行動したのに偶然が重なって上手くいきすぎてしまう1日というのが年に1回くらいある。そんな日を経験したので書いておく。

ちょうどその日ライブへ行く予定があった。自分はライブのチケットに書いてある席番や整理番号は当日や前日に確認するものぐさだ。
その整理番号が「A1(冒頭ブロックの1番)」だった時点で、おそろしくめずらしく運がいいと思っていた。

ところでその整理番号を確認する2日ほど前に、かわいい刺繡のブラウスとスカートをネットで注文していた。あわよくばライブに間に合えばと思ったのだが、たぶん着くのは翌日位になるだろうとあきらめていた。ちなみに以前店頭で試着だけしたことがあったので、サイズが合うことは分かっている。

しかしライブ当日、自宅でそろそろ着替えて出かけようというタイミングに服が届いたのである。ウッヒョーとうっかり声が出て、配達員さんが変な顔をした。
その服を着て最前でライブを楽しめるというだけでもう100点満点だ。

早速着替えて、車で自宅を出る。ライブ会場はそこそこな市街なので、コインパーキングに駐車して徒歩で会場まで行く予定だ。
しかし渋滞にも遭わずに異例のペースで現地付近まで来てしまった。開場まで1時間以上待つことになるので、途中にカフェでもないかと思って立ち寄り先を目視で探す。

むさしの森珈琲


そこに看板があった。
それはちょっとうってつけすぎではないか、と思う。
さっそくその辺の有料駐車場に車を停めて入店し、ライブ会場との位置関係を確認する。

歩いて数分で行ける距離じゃないですか。
なんなら今停めた駐車場に車を置いたままライブまで完結してしまうぞ。
むさしの森珈琲名物のパンケーキで腹ごしらえも完璧だ。

ライブは最前でめちゃ楽しむことができた。相変わらず一緒に行く友達はいないので1人だったけどなんの不満もありません、単独行動はいつものことなので。

いろいろつつがなく用事を終えられたので、安心して車で自宅に帰った。WBCが気になっていたので車内で流しながら帰宅したが、そちらも気持ちよく勝ってくれた。贔屓にしている選手もヒットを打った。

何もかもがうまく行き過ぎた1日のことを書いてみた。さすがに面白くないな。いつも特に面白いと思って日記を書いてはいないけれど、今回は異例の面白くなさだ。なんという面白味のアメリカ航空宇宙局(NASA)。

気分よく寝ていたら足の魚の目に貼ったスピール膏Lサイズがまんまと剥がれていたことがその日1番面白かったことなのではないか。

失敗しない1日は、過ごしている本人にとって面白くても文字に起こすとまったく面白くなくなるのはなぜだ。大門未知子はあんなに失敗しない割に見ていてめちゃくちゃ面白いというのに。

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