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Da-iCEが新曲リリース! 2018年も目が離せない理由とは

Da-iCEがデビュー5周年イヤーのスタートを切る新曲をリリース! 楽曲からみる今後のDa-iCEとは

今、勢いのあるアーティストとして注目されているDa-iCEが1月17日に新曲『TOKYO MERRY GO ROUND』をリリース。
2017年は、1月に念願の日本武道館ライブを成功させ、アルバム『NEXT PHASE』の売上も好調。メディアでの露出やイベント出演オファーなども激増し、名実ともに有名アーティストの仲間入りを果たした一年でした。
2018年はメジャーデビュー5周年イヤーということで、さらなる飛躍が期待されるなか、一発目となる新曲はどのような楽曲になったのか?
『TOKYO MERRY GO ROUND』の聴きどころや振付、新曲から伝わる今後のDa-iCEについてレビューします!


Da-iCEって?

Da-iCEは2011年1月に結成されたダンス&ボーカルグループ。アカペラグループのリードボーカリストとして活動していた大野雄大、ソロボーカリストとして活動していた花村想太のツインボーカルに、工藤大輝岩岡徹和田颯の3人がダンサーとしてパフォーマンスするグループで、新たなダンス&ボーカルグループのスタイル確立を求めて活動を開始。

誰もが恋する“顔面偏差値75グループ”の肩書通り、イケメンビジュアルを持っていますが、Da-iCEの真の武器はパフォーマンス力。アカペラグループで培った、包み込む様なアーシーボイスを持つ大野雄大と、花村想太の女性の声帯を持つ稀有なハイトーン・ベイビーボイスが織りなす2人の4オクターブボイスは、他のボーカルダンスグループにはない圧倒的な存在感を放ち、有名コレオグラファーの振付で様々な世界観を吸収したダンスも常に磨きがかかっています。

Da-iCEといえば、6面(Da-iCEファンの名称)の存在も不可欠。メジャーデビュー曲をファンの投票で決める「デビュー曲国民投票!」という前代未聞の企画を実施。メジャーデビューというスタートから、活動を6面と共有してきたグループなのです。

2018年は、記念すべき5周年に向かって精力的に活動していくことを発表。5周年イヤーのスケジュールをまとめた特設サイトも公開され、さらなる高みを目指すDa-iCEに目が離せない1年になりそうです。

Da-iCE5周年記念特設サイト:http://da-ice.jp/5thspecial/


アーティストとして深みが出てきた『TOKYO MERRY GO ROUND』

「君を悲しませる全て 僕がみんな消してあげる」

歌詞にも使われているこのフレーズが、キーワードになっている「TOKYO MERRY GO ROUND」。
最初、このキャッチフレーズを聞いた時、イケメンが恋に苦しむ女性を包み込むように救いの手を差し出すラブストーリーかと思いましたが、実際に蓋を開けてみると、ラブストーリーというよりは夢の世界へ誘うような世界観でした。

これまで「恋ごころ」など、心に沁みるラブソングを歌ってきたDa-iCEですが、「TOKYO MERRY GO ROUND」のような、夢を見させるパーティー的な世界観で、女性を悲しみから癒すというのは初めての試みです。

サウンドも、ホーンセクションが印象的なファンキーポップチューンになっていて、聴いた途端踊り出したくなるようなハッピーソングですし、ミュージックビデオもパーティー会場にDa-iCEがエスコートするような演出になっています。

この曲は、ミリオン含む数々のヒット曲を生み出してきた、コモリタミノルによる提供楽曲で、コモリタミノルは下記のようなコメントを出しています。

この曲が出来た時、正直やった~って小躍りしました。サザンロックとディズニーとチャールストンとブロードウェイをごちゃ混ぜにshakeした、思いっきり自分らしくPOPな感じに仕上がった作品と自画自賛している次第です。ここだけの話、この曲を作った達成感は数十年ぶりかも知れません。万華鏡を覗き込んでるようなキラッキラな感覚を是非味わって下さい。

筆者はこのタイミングでこの世界観と演出を選んだDa-iCEに、さらなる成長を感じました。
今までのDa-iCEは、かっこいい曲・ライブで盛り上がる曲・ラブソング・カヴァー曲など、アーティストとしてベースになる楽曲をリリースしてきて、外郭を作っていたような印象でしたが、こういうパーティーチューンを歌えるようになって、アーティストとして余裕が出てきたのではないかと思います。

期待の若手からトップアーティストの仲間入りを果たしたのが2017年まで。2018年は、アーティストとしてもっと深みのある部分を見せる。そういう想いがこのハッピーソングから伝わってきます。

ハッピーソングなサウンドと「君を悲しませる全て 僕がみんな消してあげる」というフレーズ。
以上の二つを軸に考えると、この楽曲には「これからも俺らがみんなを楽しませるから、何も心配しないでついてきて」というメッセージが込められているのではないでしょうか。

そして、もう一つ忘れてはいけないのが、カップリングとして収録されている「わるぐち」。この曲は、伸びやかなメロディとコーラス。キラキラしたシンセサウンドが幸福感を彩るミディアムチューンで、愛おしいと想っているのに素直になれず、ついつい“わるぐち”を言ってしまうような愛情の裏返しをテーマに、花村想太が初めて単独で歌詞を書き下ろしたラブソングです。


花村想太は楽曲に対して「初めて単独作詞をさせていただき、初めて書き下ろしをさせていただいたこの楽曲をドラマ、作品と一緒に皆様に愛していただけたら幸せです。大好きだからこそ素直に褒めることができないノロケ楽曲をニヤニヤしながら聴いて下さい。」とコメント。
現代的な男女の恋模様を描いた楽曲は、まさに花村想太の世代だからこそかける歌詞になっています。歌詞に共感する男性も多いと思いますし、女性もこの曲で男の恋心を読み取ってくれると男としては嬉しいですね。


振付は、今もっとも勢いのある若手ダンスクルーのGANMIが担当

今までDa-iCEの振付は、主にs**t kingzが担当していました。s**t kingzといえば、もはや日本の有名ダンスアーティストの振付ほとんどを彼らがやっているんじゃないかというくらい大人気のダンスチームですが、今作の「TOKYO MERRY GO ROUND」は、s**t kingzではなく、GANMIというダンスクルーが担当しています。

「なんだ、s**t kingzじゃないのか」と思うのはまだ早いです。GANMIは今ダンスシーンでもっとも勢いのある若手ダンスクルーで、有名ダンサーやアーティストからもその実力を認められています。

筆者が取材する中でキャッチした情報をいくつかあげると、Da-iCEの「恋ごころ」を振付・演出したMASAOが、GANMIのリーダーであるYuta Nakamuraに、w-inds.の振付制作を依頼したというエピソードがあります。この時、MASAOは面識がないにも関わらず「信用してるから! よろしくね」と全面的に信頼を寄せる形で振付の制作依頼を出したようです。

その後、w-inds.の「New World」のライブバージョンの振付をGANMIのkooouyaが担当。橘慶太が「今まで自分がやりたくても、出会えなかった振付を作ってくれた」と大絶賛し、その流れで「Time Has Gone」の振付も担当し、w-inds.のバックダンサーにも選ばれました。

さらに、昨年活動再開した東方神起のライブバックダンサーに、GANMIのKENZO MASUDAが新メンバーとして選ばれるなど、GANMIは確実に次世代の人気ダンスクルーとして活躍することが約束されている集団です。

上記は、Da-iCEの和田颯とGANMIのメンバーによるダンス動画です。大所帯のGANMIからは2名だけ参加していますが、この動画ひとつだけでも、どれだけ彼らがいいダンスを踊るのかわかると思います。
s**t kingzの振付でやってきたDa-iCEですが、GANMIもニュースクール系のHIPHOPを得意としていますし、19人のメンバーがそれぞれ得意分野を生かして活動してるので、Da-iCEとも相性がいいと思います。

振付自体は、ファンキーでパーティー感のある世界観をダンスで引き出すために、LOCKダンスが振付で多用されています。数あるダンスジャンルでも一番華やかさを持っているLOCKダンスと「TOKYO MERRY GO ROUND」のシナジー感も注目してほしいです。
筆者的には、Da-iCEがLOCKダンスを踊っている姿を初めてみたので、ちょっと衝撃でした。思っている以上にこの楽曲は、音楽もダンスも攻めてますね。

一方「わるぐち」の振付は、s**t kingzのNOPPOが担当しています。間違いない振付になっているので、ライブで披露された際にはダンスも注目してみてください。


2018年のDa-iCEについて新曲から考えてみる

一年前を振り返ると、2017年一発目のシングルは「トニカクHEY」でした。"NEXT PHASE"がキーワードになっていて、「次のステージに行くから、トニカク一緒について来て」というメッセージからスタートした年でしたね。
今年は上記で書いたように「これからも俺らがみんなを楽しませるから、何も心配しないでついてきて」というメッセージでスタートを切る一年になると思います。

ここまではガムシャラに突っ走って目標を達成してきたけど、今年はファンと喜びを噛み締めながを一緒に上を目指したいという想いが強いのではないでしょうか。5周年特設サイトで、2018年の活動やリリーススケジュールが発表されましたが、このことからも「この一年はDa-iCEと一緒に楽しんでほしい。僕たちにみなさんの時間をください。」とお願いしているようにも見えます。
加えて、ここまで丁寧に一年の流れを発表したということは、既存の6面(Da-iCEファンの名称)はもちろん、新規の6面も増やしていきたいという狙いもあるのではないでしょうか。Da-iCEのパーティーは途中参加もありだよ! そういう気さくさと丁寧さがここ半月の流れから伝わってきます。

筆者は昨年、"DANCE NATION WHITE X’MAS 2017"というイベントを取材ました。同イベントでDa-iCEはゲストアーティストとして出演していたのですが、その時にエイベックス・マネジメント代表の“戸口真吾”氏が「Da-iCEとは、東京ドームでライブができるように頑張ろうと話し合いをしている」と言っていたことを鮮明に覚えています。

まだまだ、Da-iCEには夢があって、これからどんどん成長して売れていくグループなんだなと。そのために2018年は攻めていくのだろうな。そう感じました。
ドームを目指すなら、もっとファンを増やさないといけないし、新しいことも挑戦していかなきゃいけない。もちろん、今まで応援してくれたファンも大切だし、Da-iCEがこれまで作ってきた自分らしさも大切にしなきゃいけない。

そんなさまざまな思いが今回の新曲に込められているのではないでしょうか?

「TOKYO MERRY GO ROUND」の明るい世界観の裏に秘められた想い、花村想太の初作詞楽曲の収録、5人バージョンで歌う「せつなくて」、パフォーマーのソロ曲(配信のみ)、それら全てにこれからのDa-iCEの未来が込められていると思います。

すでに先行配信された「TOKYO MERRY GO ROUND」がiTunesアルバムランキング1位を獲得し、好スタートを切ったDa-iCE。CDは絶賛リリース中です。


Da-iCE Twitter
工藤大輝 :https://twitter.com/Da_iCE_TAIKI
岩岡徹: https://twitter.com/Da_iCE_TORU
大野雄大: https://twitter.com/Da_iCE_UDAI
花村想太 :https://twitter.com/Da_iCE_SOTA
和田颯 :https://twitter.com/Da_iCE_HAYATE
STAFF :https://twitter.com/Da_iCE_STAFF

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