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まさかの心筋梗塞その10

入院生活8日目。
5時半に目が覚める。 東の空が明るくなってきていたので、廊下側の窓から朝日を撮影する。 
6時に時間通り回診。個室の時にお世話になったTさんが久々に登場。体調どうですか?という言葉が嬉しかった。 いい気になって、出来ればで良いんですけど、窓側のベッドが昨日空いた(全日本放屁選手権大会同時優勝者が無事退院された)ので、窓側に移れたら嬉しいんだけどなあ~、と聞いてみたら、今日は婦長さんがいるので聞いてみますね~、と答えてくれた。 今日は午後3時からレントゲンと心電図を取る検査があるらしい。
9時10分に療法士のKさんが来て、9階のリハビリ室へ。 今日はちょっと頑張ってもらおうかなあ~、とストレッチ・ボールとゴムを使った軽い筋トレ・かかと上げ・エアロバイク25分。 ちょっと汗ばむくらいの運動量だったが、思ったより体が動かせるので安心した。 病室までKさんが送ってくれる。 部屋への行き帰りで何かあってはまずいから、という事らしい。
部屋に戻るとベッドが窓側に移動されていた。 Tさん、ありがとう。 さっきまでの閉塞感が全くなく、目の前に広がる窓から見える空がサイコーに嬉しい。
昼食前と検査までの時間は、差し入れのクロスワードをひたすら解く。
午後3時前に看護師さんが車椅子を持ってきて、検査へ行きましょうと言う。 もう結構普通に歩けるんだけど、と言うと、7階フロアは歩き回る許可が出ているけど別の階へ移動する許可は下りていないので、車いすに乗って下さいね、と言う。 ほほう、そんなもんか、と静かに車椅子で移動する。 1階のレントゲン室で、1週間前の手術直後に撮影してくれた技師の女子に再開。 あっさりと撮影終了。 また車椅子で移動して、心電図を取ってもらう。 これまたすぐ終了して、車椅子で7階まで帰る。
ベッドで休んでいたらTさんが登場して、左手の留置針を外してくれた。 何かと自分に付けられたものを外してくれるのはTさんだなあ。
夕食後の19時にカミさんが来て、1時間ほど話して帰った。
検査以外はほぼ日常の動きの一日だったような気がする。 窓側は良いなあ、と思いながら寝た。

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