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オミクロンは風邪じゃない(総括編)

今年の1月、デルタ株からオミクロン株へ移行してきた、という報道を見る事が多くなった。 重症化しない特徴や症状が出た場合の状態などを聞くと「なんだ、ただの風邪に変わったじゃん」と思い、人と話す機会にはそうコメントしていた。
基礎疾患持ちの枠で昨年7月に2回のワクチン接種は完了し、感染防止対策もしっかりやっていたと自負していた。 
それなのに2月1日にコロナ陽性の判定を受けた。 少なからずショックを受けた。 コロナ陽性判定前後の自分の身体に起きた変化、症状のきつさに「オミクロンは風邪じゃない」と痛感した。 

① オミクロンは風邪じゃない
● 熱が一気に上昇する。 38.7℃まで出た。
● 全身の倦怠感(寝ているのもきつい)筋肉痛・関節痛(痛い)。
● のどの激痛。 発熱して2日後、うすく痛みを感じる→固形物を飲み込めなくなる→水分を飲むのも辛い→話すのも辛い→声がガラガラ
痰に血が混じる。 のどの奥が切れているような痛み。

② 入院即決していただけた理由は
● 基礎疾患持ち(2年前急性心筋梗塞でカテーテル手術)の為。
● 毎月通院している病院でPCR検査を受けられた。
● 主治医のN先生に看護師さんが連絡してくれ、助言をもらえた。
● 保健所からはまず入院する事だけを決定し入院先は翌日午前中に連絡する、という流れは自宅待機していても安心感があった。

③ 入院後の病院の対応は
● 広い個室(バス・トイレ付)の満足度高い。
● 窓は常に開け、サーキュレーターも回しておく、はびっくりした。 夜は寒すぎて窓を閉め、サーキュレータは最小の回転数に変更した。
● 感染防止のタブレット回診。 感染防止には有効だがせっかく入院しているので、一度くらいは対面で診察して欲しかった(唯一の不満点)。
● 食事は美味しかった。 汁物は暖かかった。 入院直後に食物アレルギーの調査(かなり細かく聞かれた)、メニュー変更の対策を取ってくれた。

④ モルヌピラビルは効いているのかわからない
● 抗ウイルス薬という事で、いま出ている症状は改善されない。
● 飲み始めると症状が一度ぶり返す(発熱・頭痛・倦怠感・せき・鼻水)

⑤ 体調の浮き沈みが続き、幅が大きい
● 退院してからも、その日によって体調の変化(倦怠感)がある。
● のどは痛みは取れたが、違和感は残り、声がガラガラのまま。

⑥ 今後について
● 後遺症が出ないか不安。 のどの違和感がずっと続いている。
● 発症後10日過ぎれば他人に移すほどのウイルスは排出しないと説明を受けたが、退院時に検査をしなくて大丈夫だったのか。
● 3回目のワクチン接種券が退院直後に届いたが、どうすればいいのか。

思いつくまま箇条書きにしてみた。 以前のように「感染したんだってよ」と後ろ指をさされるような状況ではないと思うが、今後も慎重に感染防止対策を続けるしかないのだろう。 とはいえ、自分は感染によって抗体を獲得したのは間違いないので、気分的には少し楽になっているのも事実。
しかし、今回は軽症で済んだからこんなことを書く事ができている。
同じコロナ感染症で亡くなった方が大勢いらっしゃる事を忘れずにこれからの生き方を考えていかなければ、と思っている。 

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