見出し画像

自分にできることを見極める

「とろみのあるスープは、喉越しが良く、離乳食から寝たきりのお年寄りまですべての人を支えます。」

料理家の辰巳芳子先生は、ご自分が経験された看護・介護の現場から、スープは人の一生を支える一品だと確信されたことをきっかけに、スープ教室を開講なさったそうです。

今年度、教室はオンラインになり、私のように遠方のものでも参加できるようになりました。早速、最初の配信Videoを見て、野菜スープ「ポタージュ・ボン・ファム」を作ってみました。
野菜主人公で玉ねぎ、にんじん、セロリ、ジャガイモのシンプルなスープです。

目から鱗が3つ落ちました。
1.野菜の厚みは、火の通り方が、出来上がりに同じになるように決める!
2.蒸らし煮は、素材をよく見て、切る時の包丁の感触とか、大きさ、旬など状態によって変わってくるそうで、奥が深いなぁ。
3.辰巳先生の説明に、「この教室では、美味しいスープを作るために、どのように五感を使うかを教えます。自分の感覚をよく使うのは、よく生きる為です。」とあり、ハッとさせられました。

朝から丁寧な時間を過ごし、没頭充実マインドフル。それが味にも出たと思います。クルトンを添えて。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?