眠気に恍惚とする

磯菊のように黄色いもやが
壁のように四方から迫る

秋の夜長は一人になりたい
質問はやめて
わたしを見ないで
今は布団のしみになりたい

明日になったら
あなたに聞かれたことの
３つ目から話しかけるわ