【ライブレポ】未来でまた会おう、NCT DREAM【THE DREAM SHOW 2 in Japan】
日本ドリショツアーが終了した。始めてこんなに追っかけたコンサートだったので、達成感やら消失感やらなんとも言えない気分になっている。
まずNCT DREAMは今現在の私において「人生」である。
重たいと思われるかもしれないが私の生きる目的であり、糧である。
どうして、どのタイミングでそうなったのかはわからない。
曲に励まされたり、共感したりしているうちにいつの間にか私の人生の奥深くまで潜り込んで来ていた。
そんなNCTDREAMを追って全国を駆け回るのは本当に楽しくて楽しくて仕方がなかった。
今までコンサートを追っかけることがなかったのは、コンサートという場が苦手だったという理由がある。
私は大きな音や光があまり得意ではない、体力に不安があり立ちっぱなしでみることが不安、ということからコンサートというものを楽しめたことがなかった。(観劇は静かに座って見ているだけなので得意だった)
だから好きなコンテンツでコンサートが開催されたとしても行きたい、と思うことがなかった。
だが去年のNCT127のコンサートに行ってそれが変わった。
ステージの上で躍るメンバーをみて、オンラインでは分からない、実際にこの目で観なければ分からない良さを感じた。
生歌を聞いて、みんなのコメントを聞いて、今この場所にいる私たちしかこれは見ることが出来ないんだ、と思うとその時間を大事にしたいと思うようになった。
終わったあと友達とあそこが良かった、ここが良かったと話す時間も楽しかった。
コンサートというものの楽しさを初めて感じた時間だった。
そんなこともあり私はドリショのツアーは行けるだけ行こう、と思ったのだった。
私は名古屋と福岡、そして大阪3日間、計5日間ドリショに行った。
2022.11.23 名古屋 ガイシホール
名古屋では生憎の雨で、雷まで鳴っていた気がする。
しかも雨のせいか電波が悪くギリギリまで会場に入れなくてとても焦った。
席についてとにかく深呼吸して心を落ち着けようとしていたのをよく覚えている。
正直、名古屋でのことは記憶が鮮明では無い。
それでも忘れずに覚えているのは、京セラドーム追加公演が発表されたこととトロッコに乗ってファンサをするジェミンのことだ。
ジェミンは限界まで手を伸ばしてトロッコの下にいるファンに手を振っていた。比喩じゃなく本当に全てがキラキラしていて王子様って本当に存在していたんだ、と思った。
彼はアイドルをするために生まれてきた人間なのではないかと思わざるを得なかった。
みんなでチョンロのセンイルをお祝いしたのもとっても楽しかった。お誕生日のお祝いってどうしてあんなに楽しいんだろう。チョンロのお誕生日を祝うという大事な瞬間に一緒の場に入れたことが幸せだった。
1番最初、glitch modeの日本語バージョンが流れた時、時が止まったかのように感じた。
あれ、聞いたことない歌詞だ、あれ、日本語だ、あれ？出てたっけ？
一瞬で色々なことが頭を巡った。バッファリングです。
コメントではチョンロとヘチャンが通訳さんにイタズラしていたのが印象的だった。
でもそのイタズラは自分自身を褒める内容を言わせる、というとっても可愛らしいイタズラだった。 人を嫌な気持ちにするイタズラは絶対にしないと言うチョンロのイタズラは優しかった。
またトロッコが割と近くを通っていたのだが、とにかく道が狭くガタガタしていて不安定。
チソンの乗ったトロッコが大きくガタン、とした時、真っ先に引いてくれている人を心配している姿が見れてこの優しさが好きだな、と暖かい気持ちになった。
この日帰りに京セラドームの日をカレンダーに追加した時のワクワクとした気持ちを忘れたくない。
2022.12.1 福岡 マリンメッセ福岡
どの公演も楽しかったけれど1番記憶に残っているのは福岡だ。
スタンド席で全体を見渡せる上、トロッコにすごく近い席でみんなのキラキラした目を肉眼に焼き付けた。
席も良かったけど記憶に残っているのはチソンのコメント。
その日、チソンはコンディションが悪かったらしい。(確かに笑顔が少なかった気がした。そしてメンバーに気遣われているのも見た。)
だけどステージに立ってファンのことを見たら力が湧いてきて頑張れた、と言ってくれた。
私たちが彼らから力を貰っているのを返せていたんだ、とその時泣いてしまった。
その後映画が公開された時も同じようなことを言っていて思い出して泣いた。
これは余談だけど、誰かの生きる意味になる、と彼は言っていたけどもう十分に生きる意味だよ。
それなら私たちファンは彼が舞台に立ち続ける意味になれたら嬉しい、それが福岡の時だったなら嬉しいな、と映画を見た後思ったのだった。
福岡では最後の記念撮影で、メンバーで大きなハートを作っていた。
みんな大好きあのハートがグッズになって嬉しかったなぁ。
2023.2.17-19 大阪 京セラドーム
大阪3日間は自分の知らない自分に沢山出会った。
私ってこんな大きな声出せたんだ…と自分に驚き、また前述の通り、それまで苦手だったコンサートを全力で楽しめてる自分がいることに驚いた。
1日目、みんなの日本語の多さに驚いた。
アリーナの時より明らかに日本語が増えていて驚いた。My first and lastの寸劇で日本語で進行するのを見て思わず感心してしまった。
日本語と言えば、日本へ旅行に来た思い出を全て日本語で話したチソンも凄かった。直前まで緊張している素振りを見せていたので何を準備してきたのか気になったが、日本語のコメントで驚いた。そしてつまらずやり遂げたのを見ておぉ〜…と声が出た。
セトリ面では、アリーナでは消えたFire Alarmが戻ってきて嬉しかった。トロッコの上で跳ねているみんなを見るとこっちまで楽しくなった。ジャンプした時一緒に跳ねるチソンの髪の毛が3日間愛おしかった。
この日特に印象に残ってるのは、ジェミンのコメントで、「自分自身を愛して、その価値が皆にはあります。」と言われた時思わず泣いてしまったことだ。
私は自己肯定感が低く自分を愛することが苦手だ。でも愛する人たちからこう言われると自分自身のことを好きになれるかも、と思えた。
こうやってファンのことを良い方に導いてくれるアイドル(ひいては人)なんてそうそう出逢えるものでは無い、ドリームに会えたことは私の人生の幸せだと深く感じたのだった。
そして何より最後のCandy。
Candyどこでやるんだろう、とワクワクしていたら無くて。終わったあと未練で片付けられずに居たら映像が流れてきて。あの時の驚きと喜びは今後の人生で味わえない気がするレベルだった。
2日目はメンバー全員のご家族がいらっしゃっていたらしい。いつも家族の誇りになりたい、と言っているメンバー達がまさに誇りとして輝いている場面に立ち会えたのは幸せだった。
個人的な話だがNever goodbyeが大好きで、実際に聴かないと死ねないとずっと言い続けてたのだが、今回聴けて本当に崩れ落ちた。曲1つでここまで感情揺さぶられると思うと面白い。
この日は体感席にいたのだが、メンバーがこちらも気にかけてくれて置いてけぼりを食らった感覚が無く楽しめてよかった。
3日目はメンバーみんな、本当に楽しそうで嬉しかった。みんなキラキラの最高の笑顔で踊っているのが目に焼き付いている。
最後のコメントでチソンが頭が真っ白で言おうとしたことが飛んでしまった、と泣きそうになりながら言っていた時、彼が発する言葉、一つ一つを更に大事にしたいと思った。
人より感受性が豊かで、沢山考えるチソンは、きっと私たちの想像以上に頭の中が言葉で溢れているのだろう。その溢れる言葉の海の中から選ばれ、発せられる彼の言葉は宝物のように思えてとにかく染みた。
私は彼の紡ぐ言葉が大好きだ、と改めて感じた日だった。
そして飛んでしまった言葉もいつかお話しますね、と言ってくれたのが本当に嬉しかった。
振り返ってみて
楽しかったコンサートだけど一つだけ悔しかったことがあって。チソンの「make some noise」を聞いた時気付かなかったこと。
その後のコメントの時のマークの話と友人から教えられて気付いた。チソンのファンとして本当に悔しい。まさか彼が言ってるとは思わなかったのだ。
だが新しいチャレンジをして殻を破って成長していく、その姿を見れたことは嬉しい。
この3日間、自分の見たかったものが沢山見れた気がする。
1日目は勢いでチョンロのことをチョンロヒョンと呼んでしまったチソン、Candyで組むマクロロ。
2日目はさっきも書いた通りNever goodbye、better than goldのみんなで真似しあうところで英雄をやるチソン(福岡でもやっていたが1人だった。)、それを喜ぶマーク。
3日目は、ちゃんと組んだCandyチョンジ。
3日間通してはマークが思ったことを日本語にして話してくれる姿。
時間がかかっても日本語で話そうとしてくれるマークのことが大好きだ。彼の誠実さ、真面目さ、勉強熱心さがその時に現れている気がする。
画面の向こうで見ていたことが目の前で起きていて本当にあの空間は夢だったのでは、と今でも思う。
THE DREAM SHOW2 in Japanは私の人生において大事な瞬間になった。
忘れたくないこの思い出をずっと大事にしながらNCT DREAMのことを応援したい。
長々とお付き合い頂きありがとうございました。
沢山書いたけど結局言いたいことはドリムが大好きです、ということです。
쩔어‼️주자‼️파이팅‼️
書いてて思ったけれど、NCT DREAMが私の人生になった瞬間、この曲かも。
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